Ω/CHISE with book class
守岡知彦 / MORIOKA Tomohiko
tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp
2004年 1月 22日 (木) 19:12:41 JST
>>>>> In [chise-ja : No.00319]
>>>>> "宮崎さん" = Izumi MIYAZAKI <imiyazaki @ bun.kyoto-u.ac.jp> wrote:
宮崎さん> > というか、XEmacs CHISE では utf-8-jis で読み書きしつつ Ω
宮崎さん> > /CHISE をutf-8-mcs とだまして、アルファベット系の呪いを解
宮崎さん> > こうとしてた訳です(でも、なぜか、キリル文字の呪いは解けな
宮崎さん> > いみたいです。JIS X 0208 なものの呪いは強くて、トラップが
宮崎さん> > 何重にもかかってるのかな?
宮崎さん> うむむ。そんなことしたら、漢字が化けてしまいませんか?
宮崎さん> 例えば「漢」の字形なんかは変わってしまいそうです。
そうなります。
宮崎さん> また、utf-8-jis で保存した時点でキリル文字は全角になってしま
宮崎さん> うので、inCHISE では呪いは解けないのではないかと…
それは逆です。utf-8-jis で保存すると『全角』なキリル文字も UCS のキリ
ル文字に写像され(unify される)ので、呪いは解けるはずです。
宮崎さん> Ω的に正しいのは、
宮崎さん> \ocp\CyrUni=inutf8fix
宮崎さん> \ocplist\CyrillicOCP=
宮崎さん> \addbeforeocplist 1 \CyrUni
宮崎さん> \nullocplist
宮崎さん> \newenv\cyrillic[1]{\pushocplist\CyrillicOCP\fontfamily{omlgc}\selectfont #1}
宮崎さん> \newenvironment{cyrillic}{\pushocplist\CyrillicOCP\fontfamily{omlgc}\selectfont}{}
宮崎さん> とかして、環境か、{\cyrillic ...}を使う方法でしょうか。
宮崎さん> ギリシャ語だと
宮崎さん> \ocp\GrUni=inutf8fix
宮崎さん> \ocp\GrUniToFont=uni2greek
宮崎さん> \ocplist\GreekOCP=
宮崎さん> \addbeforeocplist 1 \GrUni
宮崎さん> \addbeforeocplist 1 \GrUniToFont
宮崎さん> \nullocplist
宮崎さん> \newenvironment{greek}{\pushocplist\GreekOCP\fontfamily{omlgc}\selectfont%
宮崎さん> \language=3\lefthyphenmin=2\righthyphenmin=2}{%
宮崎さん> }
宮崎さん> でいけるようです。
宮崎さん> 近いうちに、この辺りもΩ/CHISEにいれておきます。
そうすると、multi font 設定でも Ω 的に正しい形に変換されるんでしょう
か?
ところで、bug report というか追加お願いなんですが、
・漢字系文字(漢字、かな、ハングル等)とラテン文字の間の空白が消えてし
まう
出来れば pTeX と同様に 4 分アキが入るようにして欲しい。
少なくとも空白を消さないようにして欲しい。
・漢字系文字間の空白が消えてしまう
折り返しを除いて、空白を保存して欲しい。
(韓国語は空白で分かち書きするようなので、空白が消えるのは致命
的な気が。日本語でも陽に入れた空白が消えるのは良くない気が。乗
り換えを促すためにも pTeX と同様な挙動が望ましいと思います)
・「あ“い”う」のようなものを書いた時、「“」が「あ」の方に寄ってしま
い、「”」と対称にならない
・「あ``い''う」のようなものを書いた時、「``」と「''」が対称にならない
(「\noncjk{...}」で囲めば TeX 的に表示されるんですが…)
・「\#a」、「\&b」が error になる
(「{\#}a」、「{\&}b」などと書けば良いのですが)
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この宇宙が終るまで』 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko)
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