backquotes

Katsumi Yamaoka yamaoka @ jpl.org
2007年 9月 4日 (火) 21:45:39 JST


>>>>> In [apel-ja : No.01442] 守岡知彦 / MORIOKA Tomohikoさん wrote:
>>>>>> In [apel-ja : No.01441]
>>>>>>	Katsumi Yamaoka <yamaoka @ jpl.org> wrote:

>> 1. 新形式の backquote を使うようにする。
>> 2. backquote を使わないようにする。

> ダウト!(^_^)

> 理論的には、旧形式の backquote は所詮マクロですから、なくなったとして
> もマクロとして実装可能であると思います。

わかりました。将来 Emacs が ` というマクロを提供しなくなったら、
APEL が backquote.el そのものか、または似たものを提供するという
ことですね?

ただ、本来の Emacs に無い機能がある環境にいると、それが無い環境
の利用者を対象にしたプログラムを書くときに、つい使ってしまいそう
なのが気になるので、ぼくは APEL においては compiler macro として
実装するか、必要なときだけ手作業で load するようにすることを希望
します。もっともそれはソースレベルでデバッグする場合などに不便な
のですが、今後はその種のコードをいじることはあまり無いでしょう。

> policy 上の是非は別問題として。
> ;; 少なくとも FLIM ではやらない方が良いような気はします。
> ;; また、以前、提案したように、Emacs 19 以降を対象とした
> ;; APEL-lite を作るというのは良いかも知れないですね。

;; うーむ、さすがに Emacs 19 と 20 はもう要らないんじゃないでしょ
;; うか。;-)  どこで線を引くかは結構やっかいな問題で、こうしてい
;; る間にも変化していくでしょう。頭の体操のネタとして APEL はお
;; もしろいのですけれど、このごろは個々のプログラムで局所的に
;; Emacs の版の違いを吸収してしまうことが多くなって、APEL のよう
;; なものにまとめる意欲は下がってしまいました。単に Emacs-w3m が
;; APEL を必要とする構成なので、今でも使っているのですけれど。

> 個人的には、少なくとも、APEL においては、現状維持で良いんじゃないかと
> 思います。

> また、仮に直すとしても、将来の Emacs での評価対象にならない code に関
> してまで直すことには反対します(よって、現状の no-backquotes 枝の実装
> は良くないと思います)。

ある版の Emacs が使わないコードを確実に load しないようにすれば
良いのでしょうけれど、それは大変そうです。実際、今では要らないも
のがたくさんありますね。それらが一斉に火を吹いた感じです。

> FLIM に関しては直しても良いと思いますが(実際の評価対象にならない code
> まで機械的に直すのは良くないと思いますが)、簡単なことだし、慌てなくて
> も良いような気も。(^_^;

今般の Emacs で warning が非常にうるさくなったので、それらを黙ら
せたいのが実は一番の動機でした。でも実質的には当分は問題にはなら
ないでしょうから、理性では「慌てなくても良い」に同意します。

;; ですが、個人的な感想としては warning がたくさん出るプログラム
;; には、手厚く管理されていない印象を持ちます。あるいは設計者の
;; 品性が低く見られるんじゃないかという心配です。

というわけで、APEL 幹の変更は当分はしません。FLIM の変更について
は、もし問題があれば具体的にご指摘下さい。
-- 
山岡





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