backquotes
守岡知彦 / MORIOKA Tomohiko
tomo @ m17n.org
2007年 9月 4日 (火) 23:21:57 JST
>>>>> In [apel-ja : No.01443]
>>>>> Katsumi Yamaoka <yamaoka @ jpl.org> wrote:
> >> 1. 新形式の backquote を使うようにする。
> >> 2. backquote を使わないようにする。
>
> > ダウト!(^_^)
>
> > 理論的には、旧形式の backquote は所詮マクロですから、なくなったと
> > してもマクロとして実装可能であると思います。
>
> わかりました。将来 Emacs が ` というマクロを提供しなくなったら、
> APEL が backquote.el そのものか、または似たものを提供するという
> ことですね?
そういうことは可能ですね。
ちなみに、私はそうした方が良いとかそうすべきだという風に主張している訳
ではなくて、「のふた通りが考えられますが、」という主張に対して、3つ目
の選択肢があるということを指摘しただけです。(^_^;
> ただ、本来の Emacs に無い機能がある環境にいると、それが無い環境
> の利用者を対象にしたプログラムを書くときに、つい使ってしまいそう
> なのが気になるので、
そうですね(ただ、ある意味、APEL はそういうのの塊ではあります。(^_^;)
> ぼくは APEL においては compiler macro として実装するか、必要なときだ
> け手作業で load するようにすることを希望します。
そういうのも良いでしょうし、それこそ、warning を出せば良い気がします。
;; ただ、個人的には、APEL-lite を用意するのが良いような気はします。
> ある版の Emacs が使わないコードを確実に load しないようにすれば
> 良いのでしょうけれど、それは大変そうです。実際、今では要らないも
> のがたくさんありますね。それらが一斉に火を吹いた感じです。
eval されることなく、error が起こらなければそれで十分だと思うのですが。
それとも何か実害が起こったのでしょうか?
> > FLIM に関しては直しても良いと思いますが(実際の評価対象にならない
> > codeまで機械的に直すのは良くないと思いますが)、簡単なことだし、慌
> > てなくても良いような気も。(^_^;
> 今般の Emacs で warning が非常にうるさくなったので、それらを黙ら
> せたいのが実は一番の動機でした。でも実質的には当分は問題にはなら
> ないでしょうから、理性では「慌てなくても良い」に同意します。
> ;; ですが、個人的な感想としては warning がたくさん出るプログラム
> ;; には、手厚く管理されていない印象を持ちます。あるいは設計者の
> ;; 品性が低く見られるんじゃないかという心配です。
;; 個人的には、機械的書き換えに対して、上記のような心配を持ってしまう
;; ので。あくまで、個人的印象なので、人それぞれだとは思いますが。
;; それから、良くも悪くも枯れているのは事実で、それは多分、設計とは別
;; 問題ではないかと。むしろ、個人的には、長期間大きな改変無しに動いて
;; きた(枯れることができた)ということとか、ソフトウェアとしての構造
;; を評価して欲しいとは思います。また、設計と設計者、あるいは、設計者
;; の品性は別物だと思います。
;; むしろ、問題は、しっかりしたメインテナーがいなくて、code review の
;; 体制が崩壊していることだと思います(この点、申し訳なく思います。た
;; だ、残念ながら、当分、私としては CHISE Project の方に開発リソースを
;; 振り分けてしまうと思うので、後継メインテナーを引続き募集中です)。
> というわけで、APEL 幹の変更は当分はしません。FLIM の変更について
> は、もし問題があれば具体的にご指摘下さい。
とりあえず、FLIM の変更に関しては、まず、emacs-mime-{ja|en} で議論して
からやるのが良いんじゃないでしょうか?
;; 枝の持ち主以外がいきなり commit するのは望ましくない気がします。
;; また、短期間のうちに機械的に commit しちゃうのを見てると、十分にテ
;; ストされているのか不安になります。 (^_^;
実装面に関しては、私自身として review できてない部分も少なくないのです
が、eword-encode.el の該当個所に関しては luna で書き換えるのが良いかな
と思います(あるいは、関数でも良いかも)。
;; これは、やってみようと思います。
P.S.
たまに出てきてでしゃばって申し訳ないです(mail 環境がすっかり崩壊して
いるので、普段、記事も読めてないもので(^_^;)。ただ、枯れたソフトウェ
アにおける品質維持のための手続き上の懸念を少し持ったもので。動機の点で
はおそらく同様だと思うので、プロセス上の問題点に関してご配慮して頂けれ
ば幸いです。
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┯━…‥・懐かしい未来の記憶をふと思い出しかけた・‥…━━┯━━━┯━
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