あのぅ〜 f(^^;;;

Tanaka Akira akr @ m17n.org
2000年 12月 28日 (木) 16:37:07 JST


In article <hvoito5rpok.fsf @ flux.etl.go.jp>,
  Tanaka Akira <akr @ m17n.org> writes:

> IRC で守岡さんに議論をふっかけて問題意識を精製したところ、結局外部コマ
> ンドとの通信における文字化けを防ぐフレームワークが欲しいという要求が根
> 底にあることが判明しました。

すこし書き忘れました。

ここで、このフレームワークは(LANG によって挙動を変えるような)正しい国
際化コマンドだけでなく、ad-hoc な日本語化コマンドなど怪しい挙動をする
コマンドも扱えるものを考えているようです。

そして、modify-coding-system-alist は coding-system をコマンド名で設定
するのですが、これはたしかに怪しいコマンドを扱うには不足です。コマンド
名以外の文脈に応じて変える必要があります。
(例えば、意味があるかどうかはともかくとして、nkf -Se を文字化けせずに
呼ぶには coding-system-for-read を euc-jp, coding-system-for-write を
sjis にしなければならないでしょうが、modify-coding-system-alist ではそ
のような指定はできない。)

ただ gpg は正しく国際化されているため、このようなフレームワークは PGG
に使うには少々 overspec です。正しく国際化されているものなら locale と
coding-system の整合をとるだけで話は済みます。しかし、ひとつのフレーム
ワークで扱うにはある程度共通の API で coding system を制御可能である必
要があります。

そのため、少し冗長にも思える API を PGG に入れることを要求した、という
のが真相のようです。

こういう背景、問題意識、意図が早期に示されればこれほど白熱することはな
かったんじゃないかなぁ、と思うんですがねぇ。

あるいは、modify-coding-system-alist ではなぜ駄目なのかという質問に対
して、歴史的な話ではなく技術的にうまくいかない場合を提示するとか、問題
を把握できたかもしれないきっかけはいくつもあったのにと思えてなりません。
-- 
[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]
「ああ、それは大丈夫だよぉ。カイロを持って行くもぉん♡」
  (気象精霊記2 爆弾気分の低気圧, 清水文化)




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