シンポジウム「文字情報処理のフロンティア: 過去・現在・未来」
Shigeki Moro
s-moro @ hanazono.ac.jp
2004年 5月 6日 (木) 23:33:30 JST
師です。
いくつかのメーリングリストでアナウンスを流し始めましたのですでに
お気づきかも知れませんが、下記のようなシンポジウムを京都で開催し
ます。
http://kura.hanazono.ac.jp/kanji/20040609symposium.html
様々な幸運が重なり、下記の通り超豪華メンバーに講演していただくこ
とになりました。守岡さんにも CHISE の発表をしていただきますが、
個人的かつささやかな CHISE メジャー化計画 (^_^;; の一環だったり
します。
割と日程が迫ってますし、また平日だったりしますが、皆様にご参加い
ただければ幸いです。
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【シンポジウム「文字情報処理のフロンティア: 過去・現在・未来」】
■趣旨
花園大学国際禅学研究所・漢字処理研究室は、2002(平成14)年度文部
科学省学術フロンティア推進事業の一環として、文字情報処理に関する
シンポジウムを下記の要領で開催します。
これまで、文字処理に関する議論は、技術的・工学的な議論(例えばラ
ウンド・トリップ・コンバージョンの問題など)もしくはある狭いコン
テクストに依存した議論(例えば異体字の認定の問題など)に偏ってい
た感があります。もちろんこれらの議論は重要ですが、「文字とは何か?」
「コンピュータ上で文字を使うということはどういうことなのか?」と
いった一般的な問題についての議論が疎かになってきたように思います。
本シンポジウムでは、歴史的経緯が現在に与えている影響、現在の最新
開発状況とそこで起こっている問題点、そして近い将来起こりうる技術
的、社会的な問題への展望など、目前の技術的な話題に留まらない、人
文・社会科学をも射程に入れた幅広い問題群についてご報告頂き、討論
を行いたいと思います。そしてそこから、これまで以上の議論を可能に
する文字(情報処理)の科学と、新たな文字処理環境が立ち上がってく
ることを期待しています。
皆様のご来場を心より歓迎いたします。
■日時
2004年6月9日(水)10:00-17:10
■場所
キャンパスプラザ京都 第1講義室
http://www.consortium.or.jp/campusplaza/
■プログラム(予定)
師茂樹(花園大学)
「思想史としての文字情報処理: 問題提起として」
安岡孝一(京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター)
「紙テープの呪縛」
風間一洋(NTT未来ねっと研究所)
「JavaとUnicode」
川幡太一(NTTサイバーソリューション研究所)
「UnicodeにおけるNormalizationの処理: Emacs 22でのプロト
タイプ実装例の紹介」
村田真(国際大学/日本IBM株東京基礎研)
「XMLスキーマ言語における文字集合の指定」
守岡知彦(京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター)
「CHISEプロジェクト」
小林龍雄(ジャストシステムデジタル文化研究所)
「標準化の政治社会学(UCS標準化からのケーススタディ)」
シンポジウム終了後、懇親会を予定しています。
■参加方法
・入場無料
・予稿集を配布する都合上、参加申し込みをお願いします(参加フォー
ム http://kura.hanazono.ac.jp/form.html もしくは下記メールアド
レスまで)。
■お問い合わせ
師茂樹(s-moro @ hanazono.ac.jp)
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Shigeki Moro
Hanazono University
s-moro @ hanazono.ac.jp
http://www.ya.sakura.ne.jp/~moro/
/bb|[^b]{2}/ that is the question.
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