ideographic-structure
Koichi KAMCHI
kamichi @ fonts.jp
2004年 6月 12日 (土) 13:19:51 JST
上地です。
江渡さん、守岡さんアドバイスありがとうございます。解決しました。
kage/db(kageエンジン用のグリフデータ)をchise-dbの1つの素性に
似せてkageエンジンで扱うことを考え、江渡さんのchise/rubyや
libchiseを見て、少しいじればできそうだと思っています。
これは何が利点かというと、1つはchiseから投げる(UCS以外にも拡張
された)IDSを処理できること、もう一つは、現在kage/dbに内包している
IDSデータをchise-dbのIDSデータに切り替えて、より多くのコード
ポイントを網羅できるという2点です。具体的には2つのBDBファイルに
切り替えます。
・char-ID→kageグリフデータ を新たに作るDBで(仮にkage-glyphと呼ぶ)
・char-ID→IDS はchise-dbのideographic-structureに切り替える
(あと、あるchar-IDに対応するkage-glyphがないときに、kage-glyph素性の
存在する別の似た文字を探すためにもchise-dbを使えます。)
ところが1つ疑問が生じました。現在chise-dbに含まれないような
部品(特に、部品間で共有するための「部品の一部分」や、
偏に位置するときの変形部品など)を扱うためには、新しい文字オブ
ジェクトを割り当てる必要があります。(ただしこれは厳密には
kage-glyphの中で閉じているので、本家chise-dbにデータを追加する
ことは必要ありません。ですが、一意のchar-IDを当てる必要があります。)
そこで質問なのですが、libchiseで新たなオブジェクトを割り当てるには
どうしたらいいでしょうか。そこでもう一つ疑問に思うのは、各ユーザ
どうしが、独自にオブジェクトを追加したら、char-IDの整合性が
取れなくなると思うと、素性の追加は可能だとしても個々人での
オブジェクトの追加は無理なのだろうか、と思い至りました。
なにか誤解しているはずなのですが、間違っていたら教えてください。
(動的追加は無理で、CVSソースにマージする、ということでしょうか?)
(江渡さんのtype2003の発表ではオブジェクトを追加してましたよね…)
(なんか、私の現段階の認識(誤解)だと、CCSモデルから抜け切れていません)
#関係ないですが、kageエンジンを2ついじりました
・4点曲線を、2次スプラインx2→3次ベジエに切り替えた
・右下への払い(「木」の4画目など)の末端形状と太さの改良
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上地 宏一 (Koichi KAMICHI) <kamichi @ fonts.jp>
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