kage/cgi was updated

[Koichi KAMICHI]

上地です。

KAGEエンジンの内部描画エンジン部分を直しました。

epsとsvg出力のときに問題となる（そしてΩにも影響した）
ポリゴンのベクトル向きの不統一による重なり部分の白抜け
を取りました。これにより、正式にeps出力をサポートしました。

ただ、今度は次の問題が出ています。

現在ベースとなる漢字部品、およびエンジンは200x200の
メッシュで計算しているのですが、epsで出力するときは
1024x1024メッシュに拡大しています（出力する際に、
200x200メッシュだとpfaeditでimportして使う場合に
拡大する必要があるため）。
ここで、epsで出力されたグリフのアウトラインはすべて直線
で表現されているため、拡大するとギザギザになります。
非常に汚いです。

そこで、最終出力グリフ描画の際だけ1024x1024のメッシュに
するべくエンジンを直す予定ですが、別の部分で200x200を
維持する必要があるので、しばらく後にする予定です。

あと、再度確認ですが、現在のpfaeditでは去年の京大人文研
ミーティングの際に話題となった、長方形ポリゴン同士の辺重なり
による重なり除去実行時のハングアップは起こらないようです。
（手元のpfaeditはVersion 08:34 11-Jan-2004）

上地宏一