Ω/CHISE
Izumi MIYAZAKI
imiyazaki @ bun.kyoto-u.ac.jp
2003年 10月 7日 (火) 01:05:37 JST
宮崎です。
> 非本質的な問題としては、
> ・Ωを使ってないから Ω/CHISE と言えない :-)
そうですね。でもΩ/CHISEからの派生物ということで… (^^;
あと、これからかなりΩ/CHISEにフィードバックすることがありそうです。(^^)
> ・ % perl chise2otf -o jtgckm test.tex > test2.tex
> % platex test2.tex
> のように動かさないといけないのはちょっといやな感じ
> というのがありますが、後者に関しては platex まで動かしてしまう script
> を設ければ良いでしょう。
ですね。私はいつもそういうスクリプトを AUC-TeX から呼んでます。
> それから、Ω/CHISE をこれと同様にすることは難しいでしょうか?
この点にお答えしてなかったですね。
基本的には、Ω/CHISE で解決するのが面倒だったので、別解を考えたわけな
のですが…
tomo>> ・Gau\ss みたいな TeX 表記を使う
これはΩがTeXのマクロを食ってしまうので、OTPでは解決出来ません。
ですが、TeXと同じようにTeXマクロを書けば可能なはずです。
でも面倒… (^^;
tomo>> ・JISfont 環境内で、\noncjk{...} を使わずに Latin 用
tomo>> proportional font を使う
これはOTP内でフォントを切替えてやれば可能です。
ただOTP内で決まったフォントに切替えることになるので、前にフォント指定
があった場合に、意図しない結果になることが起こり得ます。
pTeXを使うとその辺はpTeX任せに出来るので楽ですね。
tomo>> ・JISfont 環境を使わず、大域的にフォント(の優先順位)を
tomo>> 設定する
この点は、Ωでは外部OTPにオプションを渡すことが出来ないので(たぶん)、
かなり面倒だと思います。
現在は一つのスクリプトに対してシンボリックリンクをはることで擬似的にオ
プションを渡しているわけですが、優先順位の組み合わせ分のリンクをはるの
はちょっと…
しかし、もし優先順位を変更する頻度が低いのなら、優先順位をスクリプトの
中で指定してしまうのはありかもしれません(useGTオプションのように)。
現在でも環境を使わなくても \begin{document} の後に \JISfont と書いてお
けば文書全体に JIS フォントを使うことが出来ますので、一つだけ複数のフォ
ントを切替える環境を作っておいて、コマンド一つで呼び出すようにするわけ
です。
とりあえずこの方向で考えてみます。
# あと outCMAP のバグつぶしもしないと… (^^;;
--
宮崎 泉 imiyazaki @ bun.kyoto-u.ac.jp
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