[ids] make install (Re: 漢字の部品化)

守岡知彦 / MORIOKA Tomohiko tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp
2002年 11月 27日 (水) 19:12:24 JST


>>>>> In [chise-ja : No.00049] 
>>>>>	"守岡" = tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp (守岡知彦 / MORIOKA
	Tomohiko) wrote:

守岡> まだ ids package の中身は XEmacs UTF-2000 に merge されてないので、ids
守岡> package の提供する関数 ids-read-file で取り込む必要があります。でもっ
守岡> て私はこんなのを使ってます:

守岡> [2 load-ids.el <application/octet-stream (7bit)>]

(略)

守岡> IDS file の置いてある場所が ~/projects/chise/ids/ に決め打ちになっ
守岡> ているので、ここを ids package のある場所に変えて実行してくださ
守岡> い。なお、save-char-attribute-table で XEmacs UTF-2000 の 
守岡> install 先の文字データベースを書き換えるので XEmacs UTF-2000 を 
守岡> install の install 先に書き込める権限が必要です。また、一度実行
守岡> すれば次に XEmacs UTF-2000 を make install するまでこれを実行す
守岡> る必要はありません。

守岡> ;; 整理して Makefile に仕込もうと思ってるんですが、時間がなくて
守岡> ;; まだやってません。

昨晩、ふと思い立って作ってみました。

	% make install

で IDS file を XEmacs UTF-2000(仮称)の文字属性データベースに install 
できます。また、

	% make install-elc

で *.elc だけ、

	% make install-ids

で IDS だけを install できます。

	% cvs update

してお楽しみください。


ところで、ideographic-structure-search-chars で指定する部品として

 (a) 例えば、「水」で<さんずい>とか「肉」で<にくづき>とかにマッチした
     方が良いでしょうか?

また、このとき、

 (a') 例えば、<さんずい>で「水」とか<にくづき>で「肉」とかにマッチした
     方が良いでしょうか?

それから、

 (b) 「ホ」のようなカタカナとか BOPOMOFO みたいなので似た形の漢字が見
     つけられた方が良いでしょうか?


(a) を実現するために `<-radical' 属性を拡張しようかと思っています。今
の所、漢字と部品文字で同字(体)のものがある場合に部品文字の
`<-radical' 属性として対応する漢字を書くという使い方しかしてませんが、
`<-radical' 属性の要素として文字参照 (char-ref) 形式を用い、

	(:transformation-type (left)
	 :char ?肉)

みたいに書く訳です。:transformation-type としては IDC を参考に

	left (偏)
	horizontal-middle (こんなの要る?)
	right (旁)
	above (ふた)
	vertical-middle (こんなの要る?)
	below (あし)
	surrounding (かまえ)
	surrounding-from-above (かんむり)
	surrounding-from-below (?)
	surrounding-from-left (?)
	surrounding-from-upper-left (たれ)
	surrounding-from-upper-right (?)
	surrounding-from-lower-left (?)
	surrounded (こんなの要る?)
	overlaying (こんなの要る?)
	overlaid (こんなの要る?)

などがあれば良いでしょうか?

(b) に関しては、`->same-glyph', `<-same-glyph' とか `->confusing',
`<-confusing' を導入してはどうかと思います。

ご意見お待ちしてます。

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