APEL package problems

[Katsumi Yamaoka]

>>>>> In [apel-ja : No.00892] 木下さん wrote:

>> ただ APEL に関しては、一部に根強い誤解と不審を持たれていることと、
>> XEmacs の標準パッケージに含まれている APEL がおかしなことになっ
>> ている点がたいへん気掛かりです。

> よろしければ、その「誤解と不審」や「おかしなこと」について、どの
> ようなことなのか教えていただけませんか?

おかしなこと:

最大の問題は the APEL XEmacs package が std11.el を持っているこ
とでしょう。これは std11.el が FLIM に移籍する前からあった非常に
古いもので、FLIM 版の std11.el とは互換性がありません。APEL を使
う、まったくメインテナンスされていない他の古い packages のために、
おそらくこの変な APEL package は必要なのです。

誤解と不審:

APEL が既存の関数定義を書き換えている、というものです。確かに関
数の仕様を変えていますが、それは主として古い (X)Emacs でも新しい
(X)Emacs を対象に書かれたプログラムを動作させることが主眼で、野
放図に好き勝手な定義変更を行なっているわけではありません。

加えて、単に「APEL が嫌い」という人は少なくないように思えます。
この壁は実はかなり厚いもので、乏しい英語力では一生懸命に理屈を説
いても、「お前から講釈は受けたくない」と思われたらそれで終りです。
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Katsumi Yamaoka <yamaoka ＠ jpl.org>