XEmacs and APEL

Shuhei KOBAYASHI shuhei @ aqua.ocn.ne.jp
2002年 7月 22日 (月) 23:34:10 JST


今度は Gnus ですが, ちゃんと charset=iso-2022-jp になっていると思います.

Katsumi Yamaoka <yamaoka @ jpl.org> writes:
> >   *-maybe が compile-time に既に存在しているものに対して何も
> >   しないのは良いのだろうか?

私としては今になって山岡さんからこのような疑問が出てくるのが驚きです.

そもそも *-maybe は, 定義しようとするものが compile-time に既に存在して
いた場合には何もしないことを目的として設計されています. *-maybe property
を付けなければいけない理由もまさにそれで, compile-time に存在しているも
のが自分自身であった場合を検出するためです.
;; 最初期の *-maybe は違ったかもしれませんが(今はちょっと確認できない),
;; APEL になる以前の emu の時代からそうなっていたはずです.

> これほど重要な仕様なのだから、何かの決まりがあったんじゃないか

重要というより非常に基本的な仕様ですが, 導入に際して別に何もありません
でしたね.
;; 前の晩に試行錯誤して *-maybe property を付ける解法を編み出したという
;; 守岡さんの話を聞かされた記憶があるくらいです;-)

> その仕様の重要性に気が付いたのは、実はぼくが最初かもしれないのですね。

山岡さんがこれを重要と思われるのは, これが APEL による障害の原因と思わ
れているからではないですか? 最初に書いたように, APEL による障害の原因は
APEL の *.elc が compile 時の環境によって変化することではなく, その変化
が他の package の *.elc にも含まれてしまうことの方だと私は思っています.

この辺の問題に関しては最初に XEmacs Packages で問題が報告された頃から私
が指摘していますが([Elips:0002861] など. [apel-ja:00036] もたぶんそう?),
ほとんど反応はありませんでしたね. ちなみに以下は [Elips:0002861] から.

>>>>> In <by90am7681.fsf @ bolzano.math.ethz.ch>,
>>>>> Jan Vroonhof <vroonhof @ math.ethz.ch> wrote:
> The problem seems to be that mime-charset-to-coding-system is a
> defsubst which means that bytecompiling will inline it. However that
> is wrong in compatibility code.

>>>>> In <87wvy6icj4.fsf @ pc-hrvoje.srce.hr>,
>>>>> Hrvoje Niksic <hniksic @ srce.hr> wrote:
> Bad bad bad.  defsubst'ing a function is almost always wrong.  It
> should be done _only_ when you know there's a non-negligible impact
> on performance.  mime-charset-to-coding-system doesn't sound like
> such a case at all.

-- 
Shuhei KOBAYASHI




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