nemacs + clime-1.14 + wanderlust 2.5.4
Shun-ichi GOTO
gotoh @ taiyo.co.jp
2001年 1月 9日 (火) 19:16:18 JST
## 既に以前に議論は済んでいるネタかも知れませんが...
>>>>> at 09 Jan 2001 16:54:28 +0900
>>>>> 山岡 == Katsumi Yamaoka <yamaoka @ ga.sony.co.jp> said,
山岡> `mod' と同様の関数に `%' というものもあって、最近の Emacsen ではどちら
山岡> も同じような動作をするように見えます。
同じような動作、といいますが、現在のEmacs では mod は modulo (*1)
であり普通の剰余(remainder)とは違いますよね。
(mod 13 3) => 1
(% 13 3) => 1
(mod -13 3) => 2
(% -13 3) => -1
(mod 13 -3) => -2
(% 13 -3) => 1
# (*1) 『X modulo Y』 は 『Y を法としたXの剰余』と読むんだったかな...
# あるいは、環の剰余とかいったか? ... 既に忘却
山岡> と書いて対処することを提案したいのですが、いかがでしょうか?
山岡> Wanderlust が使っている `mod' 全部を `%' に変えれば、それでも良いので
山岡> しょうけれど、これは Wanderlust 以外でも起こる問題だと思います。
apel が行なうべきかどうか、という点では、Nemacs が両者をalias していた時
分とは mod の定義が変更されているわけですから、この仕様の違いをapel が吸
収(干渉)すべきかどうかで決まるでしょう
ちなみに .emacs に記述する、というのは、旧仕様と現仕様の選択を全体に渡っ
て行なってしまうという事ですから、他のelisp codeにも影響が出るでしょうし、
決して良い方法ではないので、自己責任において行なうたいしょですよね。
apel がmod の定義に干渉しないのであれば、あとは、elisp package が個別に
mod の新旧仕様を考慮する他はないかと思います。通常の剰余が欲しいのであれ
ば% を使い、modulo が欲しいのであれば、emacs version を考慮してナニする、
と。
つまりはWanderlust が単なる剰余を得る目的で mod を使っている箇所は、% に
直すべきかと思います。
--- Regards,
Shun-ichi Goto <gotoh @ taiyo.co.jp>
R&D Group, TAIYO Corp., Tokyo, JAPAN
More information about the APEL-ja
mailing list