pgg-scheme-sign-region について
Daiki Ueno
ueno @ unixuser.org
2005年 3月 26日 (土) 08:58:35 JST
中川様、皆様:
上野です。
>>>>> In [emacs-mime-ja : No.01968]
>>>>> Makoto.Nakagawa @ hp.com (中川 誠) wrote:
> smime.el を改造するという野望を実現すべく、pgg 関係の処理を改めて追いか
> けています。
> pgg-scheme-sign-region について疑問がありますので、確認させてください。
> pgg-gpg では署名対象の領域の行末を CRLF に変換してから、
> binary-to-text-funcall を使って gpg コマンドを呼び出しています。
> pgg-{pgp,pgp5} では署名対象の領域 binary-func で pgp コマンドを呼び出し
> た後で、出力結果の行末について LF に変換しています。smime も同様の処理と
> なっています。
> 行末の正規化という意味では pgg-gpg の方式が正しいように思われるのですが、
> 何故 pgg-pgp などは現在の実装方法になっているのでしょうか。
> これが原因かどうかは分っていませんが、pgp で証明をおこなったメールについ
> て gpg で検証をおこなうと、bad signature となってしまいます。
pgg-{pgp,pgp5} のバグだと思います。
昔の PGP には行末正規化の機能があったので、開発の経緯で「なんとなく動作
してしまった」のではないでしょうか。
P.S.
GnuPG 2 には gpg コマンドの S/MIME 対応版 gpgsm が含まれるようなので、将
来を考えても pgg-gpg に合わせるのが良いかと思います。
--
Daiki Ueno
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