default value of mime-file-types in mime-edit.el
守岡 知彦 / MORIOKA Tomohiko
tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp
2002年 6月 7日 (金) 17:44:09 JST
>>>>> [emacs-mime-ja : No.01015] にて
>>>>> “なかやまさん”= Yoichi NAKAYAMA
<yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp> さま曰く:
なかやまさん> 某所で application/octet-stream なメイルを弾く設定につい
なかやまさん> ての話をしている中で、「patch は text/x-patch が正しいの
なかやまさん> だ」と言われたので少し調べて見たのですが、RFC2046 を見る
なかやまさん> と、text のとこにはmaterial which is principally textual
なかやまさん> in form とあって、一方でoctet-stream のとこには
なかやまさん> arbitrary binary data とあるので、diffは通常 text だから
なかやまさん> text/* のが適切なのかと思ってしまったのですがデフォルト
なかやまさん> の設定としてはどうなんでしょうか?
思い付く論点としては、
(a) なるべく x-* を使わない vs. x-* を使ってでも固有の media-type があっ
た方が良い
(b) diff は誰が何のために見る・使うものか?(patch が使うものである
vs. 人間が見るものである)
があります。
(a) に関していえば、application/octet-stream は default の media-type
なので、他に適切な media-type があればそれを付けた方が良いということは
言えそうですが、x-* を使う程かということはあります。あと、固有な
media-type を付けることのメリットの一つは自動処理がしやすくなるという
ことがありますが、なんとなく自動的に patch を当てるのは良くないような
気もします。
(b) に関していえば、text/* は人間が見るために改行や文字符号の変換が行
われる可能性があり、charset パラメーターを指定したりする訳ですが、これ
が diff に適切かどうかという議論があります。もちろん、人間が見るものと
いう位置付けであればそれで良い訳ですが。そして、diff は patch のための
ものだとすると、仮に media-type を与えるとすれば、
application/vnd.patch みたいなのが適切な気がします。
個人的には text/x-patch はあんまり良くない気がしてるんですが、実際問題
そっちが流通しているとか、そうじゃないと困るという意見が多ければ、
default を変えることに反対しません。
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決して忘れない。
この宇宙が終るまで』 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko)
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