From tomo @ m17n.org Mon Jul 8 19:48:14 2002 From: tomo @ m17n.org (=?ISO-2022-JP?B?GyRCPGkyLBsoQiAbJEJDTkknGyhC?= / MORIOKA Tomohiko) Date: 08 Jul 2002 19:48:14 +0900 Subject: SEMI 1.14.4 =?ISO-2022-JP?B?KBskQjpZTyRMWhsoQik=?= Message-ID: [Status] alpha [Recommended environment] APEL: 10.3 FLIM: 1.14.3 [Changes] 2002-07-08 MORIOKA Tomohiko * SEMI: Version 1.14.4 (Hosorogi) released. * Makefile (ARC_DIR_PREFIX): New variable. (ARC_DIR): Use `ARC_DIR_PREFIX'. 2001-08-10 Kenichi OKADA * semi-def.el (mime-browse-url-regexp): Allow nntps and ftps. 2001-06-12 Yuuichi Teranishi * mime-view.el (mime-display-multipart/related): When "start" parameter specifies part, treat the part as root. 2001-06-12 Akihiro Arisawa * mime-view.el (mime-display-multipart/related): New function; set up for `mime-preview-condition'. 2001-04-19 Katsumi Yamaoka * mime-bbdb.el: Load "bbdb-hooks" when the symbol function `bbdb-extract-field-value' is not bound or it is set up as an autoloaded function. [cf. ] 2001-04-17 YAMASHITA Junji * semi-def.el (mime-browse-url-regexp): Allow https. 2001-03-06 Hiroya Murata * mime-edit.el (mime-edit-set-parameter): Get rid of the duplicated optional fields. 2000-12-28 MORIOKA Tomohiko * mime-view.el: Revert to use `static'. -------------- next part -------------- It is available from http://www.kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~tomo/comp/emacsen/lisp/semi/semi-1.14-for-flim-1.14/ -------------- next part -------------- -- ===『幾千億の分子に分かれても ======================================== 決して忘れない。 この宇宙が終るまで』 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko) ====================== Email: ====== From tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp Wed Jul 10 17:59:28 2002 From: tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp (=?ISO-2022-JP?B?GyRCPGkyLBsoQiA=?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCQ05JJxsoQg==?= / MORIOKA Tomohiko) Date: 10 Jul 2002 17:59:28 +0900 Subject: WWW pages for FLIM/SEMI In-Reply-To: tomo@m17n.org's message of "08 Jul 2002 19:48:14 +0900" Message-ID: CVS に commit したまま長らく放置状態になっていた FLIM と SEMI の頁を久 方ぶりに更新しました。 CVS repository は cvs.m17n.org:/cvs/root の www/elisp/FLIM および www/elisp/SEMI にありますので、commiter の皆様、よろしければ、がんがん 書いていってみてください。 なお、これを checkout した WWW 頁は現在、 http://cvs.m17n.org/elisp/FLIM/ http://cvs.m17n.org/elisp/SEMI/ などにあります。新たに mirror site を上げられる方はよろしければ上部に link を追加してみてください。 あと、現状は基本的にダメ頁なので、もっと cool に書き換えてくださる方、 募集中です。あと、翻訳者も募集中です。 では。 -- ===『幾千億の分子に分かれても ======================================== 決して忘れない。 この宇宙が終るまで』 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko) ====================== Email: ====== From yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp Wed Jul 10 22:00:45 2002 From: yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp (Yoichi NAKAYAMA) Date: Wed, 10 Jul 2002 22:00:45 +0900 Subject: WWW pages for FLIM/SEMI In-Reply-To: Message-ID: 守岡さん wrote: > CVS に commit したまま長らく放置状態になっていた FLIM と SEMI の頁を久 > 方ぶりに更新しました。 SEMI の方で brief-history へのリンクが切れているようです。 -- Yoichi Nakayama From tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp Thu Jul 11 14:42:32 2002 From: tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp (=?ISO-2022-JP?B?GyRCPGkyLBsoQiA=?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCQ05JJxsoQg==?= / MORIOKA Tomohiko) Date: 11 Jul 2002 14:42:32 +0900 Subject: WWW pages for FLIM/SEMI In-Reply-To: Yoichi NAKAYAMA's message of "Wed, 10 Jul 2002 22:00:45 +0900" References: Message-ID: >>>>> [emacs-mime-ja : No.01039] にて >>>>> “なかやまさん”= Yoichi NAKAYAMA さま曰く: なかやまさん> > CVS に commit したまま長らく放置状態になっていた FLIM なかやまさん> > と SEMI の頁を久方ぶりに更新しました。 なかやまさん> SEMI の方で brief-history へのリンクが切れているようです。 cvs.m17n.org を直してみました。 -- ┯━…‥・懐かしい未来の記憶をふと思い出しかけた・‥…━━┯━━━┯━ ││ ─ │ ─ / ─ ┼─ ┬ ─ ─┼ ┬┴─ ┼┼─┼|〓━─┼ 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko) ─ ─┬ ┻┻━┻━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ From yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp Fri Jul 19 00:21:48 2002 From: yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp (Yoichi NAKAYAMA) Date: Fri, 19 Jul 2002 00:21:48 +0900 Subject: temp. directory name for message/partial Message-ID: なかやまです。 帰ろうとしていた時に、研究室の先輩から声を掛けられ、 message/partial なメッセージを mime-preview-play-current-entity しても、いっつも同じのしか見えーん! と言われたので調べてみたの ですが、message/partial なメッセージを merge した際に /tmp/m-prts-userid/usr_share_kakasi_kanwa-dict/FULL みたいなところに保存されてしまう場合があるようです。 とりあえずその先輩には filename-filters から filename-japanese-to-roman-string を除いてもらって 解決したのですが、これってバグでしょうか? -- Yoichi Nakayama From yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp Fri Jul 19 11:52:09 2002 From: yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp (Yoichi NAKAYAMA) Date: Fri, 19 Jul 2002 11:52:09 +0900 Subject: temp. directory name for message/partial In-Reply-To: References: Message-ID: なかやまです 環境を書いてませんでしたが 送り側:AL-Mail 受け側:Wanderlust 2.8.1 on RedHat 7.3 (だったと思う) です。 At Fri, 19 Jul 2002 00:21:48 +0900, Yoichi NAKAYAMA wrote: > message/partial なメッセージを merge した際に > > /tmp/m-prts-userid/usr_share_kakasi_kanwa-dict/FULL > > みたいなところに保存されてしまう場合があるようです。 試しに AL-Mail で送信して、 User-Agent: Wanderlust/2.9.14 (Unchained Melody) SEMI/1.14.4 (細呂木) FLIM/1.14.4 (橿原神宮前) APEL/10.3 Emacs/21.2 (i686-pc-linux-gnu) MULE/5.0 (賢木) なで受けて見たのですが、merge されたものは m-prts-yoichi/200207190240.AA00000 @ YOICHI-C1.mbox.media.nagoya-u.ac.jp/ ってなディレクトリに保存されまして問題は再現しませんでした。 -- Yoichi Nakayama From lapis-lazuli @ pop06.odn.ne.jp Fri Jul 19 12:35:50 2002 From: lapis-lazuli @ pop06.odn.ne.jp (Hiroya Murata) Date: Fri, 19 Jul 2002 12:35:50 +0900 Subject: temp. directory name for message/partial In-Reply-To: References: Message-ID: In the message [emacs-mime-ja : No.01041] on Fri, 19 Jul 2002 00:21:48 +0900, Yoichi NAKAYAMA wrote: > message/partial なメッセージを merge した際に > /tmp/m-prts-userid/usr_share_kakasi_kanwa-dict/FULL > みたいなところに保存されてしまう場合があるようです。 これ, 同じ様な問題で引っかかった覚えがあります. 確か, kakasi がイ ンストールされているけれども, 辞書が見つからなかった時にそうなっ た様な... KANWADICTPATH, ITAIJIDICTPATH をもう一度確認されてみては, 如何で しょうか? > とりあえずその先輩には filename-filters から > filename-japanese-to-roman-string を除いてもらって > 解決したのですが、これってバグでしょうか? どちらかと言うと apel の方の問題ではないでしょうか? (エラー処理をしてない (できない?) みたいなので) -- Hiroya Murata (村田 浩也) mailto:lapis-lazuli @ pop06.odn.ne.jp PGP fingerprint: 53B6 1B4A 8193 A2D4 1526 BC9E 9AEF 2F6D 249D 5F17 From yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp Fri Jul 19 13:23:23 2002 From: yoichi @ eken.phys.nagoya-u.ac.jp (Yoichi NAKAYAMA) Date: Fri, 19 Jul 2002 13:23:23 +0900 Subject: temp. directory name for message/partial In-Reply-To: References: Message-ID: At Fri, 19 Jul 2002 12:35:50 +0900, Hiroya Murata wrote: > これ, 同じ様な問題で引っかかった覚えがあります. 確か, kakasi がイ > ンストールされているけれども, 辞書が見つからなかった時にそうなっ > た様な... > > KANWADICTPATH, ITAIJIDICTPATH をもう一度確認されてみては, 如何で > しょうか? まさにそれでした。kakasi をそのままに、辞書を別のところに 移動してしまったら再現できました。 % kakasi /home/yoichi/share/kakasi/kanwadict: No such file or directory が /tmp/m-prts-yoichi/home_yoichi_share_kakasi/ になるのですね。 -- Yoichi Nakayama From tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp Mon Jul 22 17:46:20 2002 From: tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp (=?ISO-2022-JP?B?GyRCPGkyLBsoQiA=?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCQ05JJxsoQg==?= / MORIOKA Tomohiko) Date: 22 Jul 2002 17:46:20 +0900 Subject: XEmacs and APEL In-Reply-To: Katsumi Yamaoka's message of "Mon, 22 Jul 2002 15:30:36 +0900" References: <863cuf3ks2.fsf@aqua.ocn.ne.jp> Message-ID: >>>>> In [apel-ja : No.00688] >>>>> "山岡さん" = Katsumi Yamaoka wrote: 山岡さん> ははは誤解でしたか。でもぼくがあまり整理されていない頭の中で 山岡さん> 漠然と思っていたのは、APEL はぼくが誤解していたような姿勢で 山岡さん> はマズいのではないかということでした。しかし、例えば 山岡さん> *-maybe が compile-time に既に存在しているものに対して何も 山岡さん> しないのは良いのだろうか? 山岡さん> のようなぼくの発言に対してまったくご意見がいただけなかったの 山岡さん> で、今さら言うまでもなく現状追認が正しい APEL の姿勢なのだろ 山岡さん> う、はたまた APEL はすでに時代遅れになっていて誰もあえて問題 山岡さん> 視していないのだと解釈し、それでもなお、ときどき APEL が原因 山岡さん> になっている障害が取りざたされるたびに、だんだん APEL の存在 山岡さん> が鬱陶しくなってきたのでした。 APEL の maintainer を降りて以来(というか、その前から)反応が悪くて申 し訳ないです。現 maintainer の皆様には感謝しております。ところで、上記 の山岡さんの文を見ると、あたかもどこか別の人が(ないしは場所で)APEL の policy に関する意志決定が行われるように感じられますが、もし本当にそ う思われているとしたらそれはどうかと思います。APEL の policy は APEL mailing lists での議論に基づいて現 maintainer の皆様が決めるべきことだ と思います。この際、私の若気の至りというか誤った判断、あるいは、現在の 環境に合わない部分は改めて頂けたら良いなあと思います。 もちろん、現 maintainer の皆様には maintainer をやめる自由がありますし、 APEL を捨てるのもひとつの選択でしょう。また、必要がなければ APEL を使 わない方が良いと思いますし(簡単に APEL の利用・除去の支援をする tool ってのがあると良いかも知れないですね)。 ;; 個人的には、細々と、時々思い出したようにやっている lemi (FLIM/SEMI ;; の GNU Emacs への統合および RMAIL の MIME 化作業; ;; http://mousai.as.wakwak.ne.jp/projects/lemi/) で、APEL というか ;; POE/emu の問題点を実感しました。 山岡さん>> 1. XEmacs with Mule で byte-compile されているので、XEmacs 山岡さん>> without Mule で使われた場合に齟齬を生じる。 小林さん> これは compile-time evaluation の使い方がまずいのが主な原因 小林さん> です. XEmacs の with Mule と without Mule の判定を 小林さん> compile-time に行なってはいけません. と, 少し前に APEL のど 小林さん> こかに書いておいたはずです. ちなみに環境の判定(Meadow かどう 小林さん> かなど)も compile-time に行なってはいけません. 山岡さん> 小林さんの方針はまったく正しいと思います。 私もそう思います。 山岡さん>> 2. 古い std11.el と std11-parse.el が含まれていて、現在は 山岡さん>> FLIM に移設かつ一本化された std11.el と互換性が無い。 小林さん> これは XEmacs Package の tm が必要としているのかな? 小林さん> そうであればそちらに移すのが良いでしょうね. 山岡さん> なるほど、そうですね。tm-std11.el、prefix も tm-std11- にして。 できれば、XEmacs Package の tm を FLIM/SEMI に、RMAIL を GNU Emacs 21 に基づいたもので置き換えるのが良いと思います。かつて、Martin に作業を してもらってたんですが、逃げられてしまいました。(;_;) 山岡さん> ところで、MIME 機能では Gnus が世界中のパワーを結集して独走 山岡さん> してしまい、VM も追い付いたようですが、SEMI や FLIM が公に汎 山岡さん> 用 MIMEパッケージになる日は来るのでしょうか? そしてそれが実 山岡さん> 現した暁には APEL という名前は無くなって、一部の機能だけが 山岡さん> SEMI や FLIM に編入されるのですよね? もしそうだとすれば 山岡さん> XEmacs の APEL packageも tm に入れてしまい (と言うか大昔の形 山岡さん> 態に戻してしまい)、新しい汎用 MIME パッケージに対応していな 山岡さん> い旧式のソフトウェアだけが tmを使う、というのも合理的ではな 山岡さん> いかと思います。 「公に」ということが何を意味するのかは判らないんですが、GNU Emacs 21 収録ということであれば、既にライセンス上の問題は解決しているので、作業 する人がいれば可能だと思います。そして、私は実際にある程度作業しました し、その一部(RMAIL の MIME 化の準備)は GNU Emacs 21.1 以降に既に反映 されています。ただ、Gnus を FLIM/SEMI で置き換えるというのは既に現実的 ではないと思っています。GNU Emacs 21 に FLIM/SEMI を収録するとしたら、 それは RMAIL(と mh-e) の MIME 化を目的としたものになるでしょう。 なお、私はここのところあんまり時間が取れなくて、lemi および RMAIL の MIME 化作業は止まっています。poe/emu 除去作業は大体終っていると思うの ですが、残った部分をどうするかとか、APEL と併用する場合の問題とかが残っ ています。できれば皆様の御助力を頂きたいです。とりあえず、この件では私 は恐らく大部分の方が興味がなくてなおかつ必要不可欠でかつ結構面倒な RMAIL の書き換え作業を優先して行っております。そういう訳で、それ以外の 部分を主導してくださる方がいらっしゃったら大変うれしいです。また、現実 的には、そうした人的リソースがなければ GNU Emacs への収録は実現しない と思います。 山岡さん>> またつい最近では、mcs-xm.elc において defsubst で定義されて 山岡さん>> いる関数 encode-mime-charset-string が、XEmacs without Mule 山岡さん>> でbyte-compile した liece などの他のプログラムに埋め込まれ 山岡さん>> てしまうために害を及ぼす問題の対策が行なわれました。 小林さん> この問題は function inlining が主な原因です. たとえ 小林さん> load-time に定義を変えるようにしても defsubst している限りは 小林さん> 問題が起こります. 山岡さん> そうですね。そしてぼくの不正確な印象としては、-maybe や 山岡さん> brokenを使っている部分も含めて compile-time に決まってしまう 山岡さん> 内容が多く、それらが APEL の方針を代表しているように見えたの 山岡さん> でした。 よしんばそれが「APEL の方針」としても、それが問題なら変えた方が良いと 思います。 山岡さん>> 将来の XEmacs には三つの選択肢があるのではないだろうか: 山岡さん>> 1. APEL をそれぞれの版の XEmacs に含める。 山岡さん>> 2. APEL を XEmacs パッケージから外す。APEL が必要なユーザは、 山岡さん>> 自分でインストールしなければならない。 山岡さん>> 3. 可搬性を持たせるために、性能を犠牲にしてすべての APEL の 山岡さん>> モジュールを書き直す。 小林さん> 1. は既に否定されていて, 山岡さん> これは意図通り。:-p 小林さん> 2. も APEL に依存する XEmacs Packages がいくつもあるので非現 小林さん> 実的なので, 山岡さん> ぼくは実はこれを押したかったのですが、XEmacs の連中の反応は 山岡さん> 意外に情けないものでした。良い機会だから目の上のこぶになって 山岡さん> いるAPEL を排斥するために関連パッケージを直そう、という動き 山岡さん> にはなりそうもありません。 小林さん> 3. でしょうね. 性能がそれほど犠牲になるかは私も疑問に思いま 小林さん> すけどね;-p そう思います。 山岡さん> これにもあまり食い付いてくれませんでしたね。ぼくの理想はこれ 山岡さん> ですが、反面「お前やれ」って言われたらちょっと困るのが現状で 山岡さん> す。でも次の機会があったら「俺たちが全部やるから受け入れろ。 山岡さん> 最後まで面倒見る。ともかくブツができるまで四の五の言うな。」 山岡さん> と言ってみたいです (これは誰かの助けを借りないと英訳できそう 山岡さん> もないけど ^^;;)。 lemi では 2. と 3. の中間みたいな感じになっていると思います。lemi には poe/emu は概ねないのですが、XEmacs 用の package の場合(というか完全な APEL を実現する場合)、poem とかは (provide 'poem) だけみたいなのを基 本に、必要な機能を追加するという感じで良いんじゃないかと思います。技術 的にはそんなに難しい話ではないと思います。 小林さん> ただ, compile-time check を load-time check に書き換えるのが 小林さん> 難しい場合もあります. 小林さん> (defun example () 小林さん> (static-if foo A B) 小林さん> (static-if bar C D) 小林さん> (static-if baz E F)) 小林さん> を load-time check に書き直すと 8 通りの関数定義を用意するこ 小林さん> とになり, このようなものを書き換えるのは現実的ではないと思い 小林さん> ます. 山岡さん> そうですね。特にそういうものが Emacs 18 以上のすべてが対象だ 山岡さん> と非常に大変なわけですが、Gnus の先端がときどき脱線するよう 山岡さん> に Emacs 21 以上とか XEmacs 21.4 以上を対象にすると話はかな 山岡さん> り変わってくると思うのです。そういうバージョンの Emacsen だ 山岡さん> けを使うユーザは大きな勢力になっており、最近の Emacsen 専用 山岡さん> の APEL というのもあっても良い時代になったかもしれません。あ 山岡さん> るいは、わざわざ APEL という独立したパッケージに集約するまで 山岡さん> もない内容しか残らないかもしれません。 APEL-Lite とかやります? どっちかっていうと、luna を FLIM から分離して、APEL から poe/emu 系を 除いたものと合わせて、旧 tl を継承する汎用ライブラリ・パッケージにまと めるというのが良いかなと時々思ったりします。 小林さん> また, APEL には実際にファイルを作成して入出力関数の挙動を調 小林さん> べている部分がありますが, これも load-time check にするのは 小林さん> 問題があるでしょう. 小林さん> ということで, 小林さん> 3'. XEmacs Packages 用の APEL を別に作成する. 小林さん> 個々の compile-time check は個別対応. 小林さん> という方針でやってみるのが APEL を全体的に書き直すよりはまし 小林さん> かな, と. 私もそう思います。 -- 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko) From tomo @ m17n.org Mon Jul 22 21:24:40 2002 From: tomo @ m17n.org (tomo @ m17n.org) Date: 22 Jul 2002 21:24:40 +0900 Subject: XEmacs and APEL In-Reply-To: Katsumi Yamaoka's message of "Mon, 22 Jul 2002 20:13:08 +0900" References: <863cuf3ks2.fsf@aqua.ocn.ne.jp> Message-ID: >>>>> In [apel-ja : No.00695] >>>>> "山岡さん" = Katsumi Yamaoka wrote: 山岡さん> ある意味でそう思っているところもあります。たぶんぼくは上記の 山岡さん> ような疑義を出したときに、そういう仕様で作られたプログラムの 山岡さん> 作者の人は何らかの方針に従って設計したはずだから、それに関す 山岡さん> る反応が作者ご本人か関係者の方から教えていただける、と期待し 山岡さん> ていたのでしょう。 XEmacs なんかだと Jamie や Chuck は、多分、答えてくれない訳で、ある程 度長続きした software は属人的ではなくなってくるんだと思います。また、 多くの人に属人的に見なされてしまうと、寿命が短くなっちゃうんじゃないか と思います。 山岡さん> ぼく自身は、何かの重要な決定に際して投票と結果の発表などをそ 山岡さん> の都度行なうような手間は必要無いと考えている一方で、ちょっと 山岡さん> した話の中で重要な決定が行なわれてしまったのを見のがしている 山岡さん> かもしれないという不安も持っています。別に自己弁護するつもり 山岡さん> はないのですが、自分が知らないうちに何かが合意されたことになっ 山岡さん> て決まっているかもしれないし、そのときは重要性がわからなくて 山岡さん> 知らん顔していたかもしれません。 山岡さん> で、これほど重要な仕様なのだから、何かの決まりがあったんじゃ 山岡さん> ないか、と。 こういうことの制度化に問題があったのかも知れませんね。思うにもっと WWW page を活用すれば良いのではないかと思います。幸い、APEL の WWW 頁は APEL の commiter なら誰でも cvs.m17n.org:/cvs/root の www/elisp/APEL をいじることにより変更することができます(これはこれで運用の仕方をちゃ んと決める必要があるでしょうけど)。そこで、議論の結果とか News とかを どんどん WWW 頁に記録していってはどうでしょうか? 山岡さん> でもよく考えると、その仕様の重要性に気が付いたのは、実はぼく 山岡さん> が最初かもしれないのですね。おそらくそういう場合にぼくが行な 山岡さん> うべきだったのは、改めて合意の確認を行なう、もしその仕様に問 山岡さん> 題があるならば代案を出して合意を求める、ということでした。あ 山岡さん> るいは過去の記事を取り寄せ直して関連項目を探ることだったかも 山岡さん> しれません。反省します。 困る人がいれば文句言うでしょうし、積極的に合意形成に動くのが良いような 気がします。特に現状では。 守岡>> APEL の policy は APEL mailing lists での議論に基づいて現 守岡>> maintainer の皆様が決めるべきことだと思います。この際、私の 守岡>> 若気の至りというか誤った判断、あるいは、現在の環境に合わない 守岡>> 部分は改めて頂けたら良いなあと思います。 山岡さん> というわけで、基本的にはみんなの合意を尊重する、または尊重し 山岡さん> たい、というのがぼくの意志です。ですが、このところあまりに反 山岡さん> 応が無いので外堀 (XEmacs) に石を投げてみたのでした。:-p ;; かつての私の気持を判って頂けたでしょうか?:-) 守岡>> もちろん、現 maintainer の皆様には maintainer をやめる自由が 守岡>> ありますし、APEL を捨てるのもひとつの選択でしょう。また、必 守岡>> 要がなければ APEL を使わない方が良いと思いますし(簡単に 守岡>> APEL の利用・除去の支援をする toolってのがあると良いかも知れ 守岡>> ないですね)。 山岡さん> APEL のコードを書くことも APEL を使わないで何とかすることも、 山岡さん> ともに脳内麻薬の生成を刺激します。:) 山岡さん> ただ、APEL の用途の中で大きな比重を占めている FLIM や SEMI、 山岡さん> はては Wanderlust や T-gnus などで使う上で問題が無い、という 山岡さん> だけ理由でこのコミュニティの現在の不活性状態が続いているのだ 山岡さん> としたら、先行きは暗いでしょう。ぼくだって他人のことは言えな 山岡さん> くて、ひところのような意欲が今では無くなってしまいました。 良くいえば枯れているということで、その事自体は悪いことではないと思いま す。また、FLIM/SEMI は LEMI 化とそれに伴う古い Emacsen の切捨てによっ て、APEL 依存度が下がっていることも一因かも知れませんけども。 ;; あと、もしかすると、末端利用者は OS の package を使うことが多くなっ ;; てきて、source がどういう構成をしているかがどうでも良くなってきてる ;; からかも知れませんが。かくいう私も Emacsen でも Debian 度が徐々に高 ;; くなってきている今日この頃。 いずれにせよ、問題が起こったのなら活性化する良い機会じゃないでしょうか? 守岡>> できれば、XEmacs Package の tm を FLIM/SEMI に、RMAIL を GNU 守岡>> Emacs 21に基づいたもので置き換えるのが良いと思います。かつて、 守岡>> Martin に作業をしてもらってたんですが、逃げられてしまいまし 守岡>> た。(;_;) 山岡さん> うーむ、できれば。ですが、現在の XEmacs の maintainers は、 山岡さん> そういうことに極めて消極的であるように見えます。完璧に仕上げ 山岡さん> たコードを提出しても、無視されてしまう公算が大であろうと踏ん 山岡さん> でいます。 まあ、それは XEmacs community の問題だし、仮に採用されなくても作ったも のは役に立つと思います。 守岡>> 既にライセンス上の問題は解決しているので、作業する人がいれば 守岡>> 可能だと思います。そして、私は実際にある程度作業しましたし、 守岡>> その一部(RMAIL の MIME 化の準備)は GNU Emacs 21.1 以降に既 守岡>> に反映されています。ただ、Gnus を FLIM/SEMI で置き換えるとい 守岡>> うのは既に現実的ではないと思っています。 山岡さん> なるほど。Gnus についてはもちろんおっしゃるとおりだと思いま 山岡さん> す。XEmacs の人たちが「汎用 MIME パッケージが無い」と書いて 山岡さん> いたのを見て、漠然と広範な MUA の存在というものを想像してし 山岡さん> まいましたが、 守岡>> GNU Emacs 21 にFLIM/SEMI を収録するとしたら、それは RMAIL 守岡>> (と mh-e) のMIME 化を目的としたものになるでしょう。 山岡さん> 現実はそういうことなのですね。 ;; まあ、なんというか、一部影響力の大きい人達の中に RMAIL しか使わない・ ;; 使えない人がいたりして、また、そういう人はえてして NetNews なんか読 ;; まなかったりする訳で、Gnus は存在しないも同然、ってことはないか。 ;; (^_^; まあ、RMAIL は大事なんですよ。それに最速だし、任意の property ;; が記事に付けられるし、ある意味最強ですね。まあ、今の主流の MUA とだ ;; いぶ使い方が違うので、乗り換える気にはなかなかなれないですけども。 守岡>> なお、私はここのところあんまり時間が取れなくて、lemi および 守岡>> RMAIL のMIME 化作業は止まっています。poe/emu 除去作業は大体終っ 守岡>> ていると思うのですが、残った部分をどうするかとか、APELと併用す 守岡>> る場合の問題とかが残っています。できれば皆様の御助力を頂きたい 守岡>> です。とりあえず、この件では私は恐らく大部分の方が興味がなくて 守岡>> なおかつ必要不可欠でかつ結構面倒なRMAIL の書き換え作業を優先し 守岡>> て行っております。そういう訳で、それ以外の部分を主導してくださ 守岡>> る方がいらっしゃったら大変うれしいです。また、現実的には、そう 守岡>> した人的リソースがなければ GNU Emacs への収録は実現しないと思い 守岡>> ます。 山岡さん> 守岡さんの具体的な計画案 (出来れば下請け指示書みたいなもの :-) 山岡さん> を出していただければ、協力者はたくさん現れるのではないでしょ 山岡さん> うか。たぶん Emacs 18 からはじまって、すべての版の Emacs を 山岡さん> 持っているような必要は無いでしょう。それは従来の APEL を見直 山岡さん> す目を養うための貴重なきっかけになるであろうし、逆に守岡さん 山岡さん> への提案もできるかもしれません。 過去に何回か出したような気がしますが、とりあえず、FLIM/SEMI から poe/emu 依存 code を除去し、coding standard に則ってない部分を修正する のが原則で、まず、leim のような GNU Emacs のための付加 package の形で release し、その後、GNU Emacs との統合を行うという道程を考えています。 ;; 少なくとも lemi の release までは担当したいと思っています。 現状は http://mousai.as.wakwak.ne.jp/projects/lemi/ にある LEMI Package for GNU Emacs 21 を見てください。この directory 構 成は、GNU Emacs の source tree の lisp/ 以下にかぶさる形を想定していま すが、現状で使う場合、site-lisp/ で展開して make することを想定してい ます。 RMAIL に関しては know bug があります(これは lemi 側ではなくて、GNU Emacs 側の部分ですが)。 山岡さん> ;; でも最終的に FSF への paper work が問題になってしまうんで 山岡さん> ;; しょうか。最近は ChangeLog に「From 誰」と書いて author 山岡さん> ;; は正規の人、というのがかなり許されてしまっているようでは 山岡さん> ;; ありますが。 ;; 著作権者と作者は一般には一致しないので、ChangeLog は根拠にならない ;; と思いますが。ただ、assignment が書けない人、disclaimer が必要でか ;; つもらえない人は GNU Emacs に収録される code は書けないことには変わ ;; りはないと思います。なお、lemi package の installer とか directory ;; 構成の変更は直接 GNU Emacs に関係しないので、問題ないことにしたいと ;; 思います。 -- ┯━…‥・懐かしい未来の記憶をふと思い出しかけた・‥…━━┯━━━┯━ ││ ─ │ ─ / ─ ┼─ ┬ ─ ─┼ ┬┴─ ┼┼─┼|〓━─┼ 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko) ─ ─┬ ┻┻━┻━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ From yamaoka @ jpl.org Mon Jul 22 22:28:26 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Mon, 22 Jul 2002 22:28:26 +0900 Subject: XEmacs and APEL References: <863cuf3ks2.fsf@aqua.ocn.ne.jp> Message-ID: >>>>> In [apel-ja : No.00696] >>>>> tomo @ m17n.org wrote: 守岡さん> XEmacs なんかだと Jamie や Chuck は、多分、答えてくれない訳 守岡さん> で、ある程度長続きした software は属人的ではなくなってくるん 守岡さん> だと思います。また、多くの人に属人的に見なされてしまうと、寿 守岡さん> 命が短くなっちゃうんじゃないかと思います。 ;; うーむ、よくわからない。^^;; RMS師は気安く返事をくれるけれど、 ;; 少なくとも zawinsiki 氏らは属人ではないような気がします。 山岡> ぼく自身は、何かの重要な決定に際して投票と結果の発表などをその都 山岡> 度行なうような手間は必要無いと考えている一方で、ちょっとした話の 山岡> 中で重要な決定が行なわれてしまったのを見のがしているかもしれない 山岡> という不安も持っています。 守岡さん> こういうことの制度化に問題があったのかも知れませんね。思うに 守岡さん> もっと WWW page を活用すれば良いのではないかと思います。幸い、 守岡さん> APEL の WWW 頁はAPEL の commiter なら誰でも 守岡さん> cvs.m17n.org:/cvs/root の www/elisp/APELをいじることにより変 守岡さん> 更することができます(これはこれで運用の仕方をちゃんと決める 守岡さん> 必要があるでしょうけど)。そこで、議論の結果とか News とかを 守岡さん> どんどん WWW 頁に記録していってはどうでしょうか? これは活用すべきですね。以前は投票って言ったって参加する人が少な いことが多く、実質的に機能していないという理由で重視していません でした。でも、単にコードを書くだけでなく、その背景などを記録して おく必要があると、今は思います。 ;; 自宅の環境構築が仕上がったら、ぼちぼち始めようと思います。 ;; そもそも文書を書くのは嫌いじゃないので。:) 山岡> ですが、このところあまりに反応が無いので外堀 (XEmacs) に石を投げ 山岡> てみたのでした。:-p 守岡さん> ;; かつての私の気持を判って頂けたでしょうか?:-) ;; いや、当時だって察してはいたのですが、ついていけなかった、と ;; いう...。^^;;; [... すみませんが引用省略 ...] 守岡さん> 現状は 守岡さん> http://mousai.as.wakwak.ne.jp/projects/lemi/ 守岡さん> にある LEMI Package for GNU Emacs 21 を見てください。この 守岡さん> directory 構成は、GNU Emacs の source tree の lisp/ 以下にか 守岡さん> ぶさる形を想定していますが、現状で使う場合、site-lisp/ で展 守岡さん> 開して make することを想定しています。 はい、手元で chekout/update していますので、ちゃんと拝見します。 -- Katsumi Yamaoka ;; しかし時間が無い今日このごろ...。 From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 15:55:45 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 15:55:45 +0900 Subject: ssh + smtp Message-ID: すみませんが、ちょっと質問。 現実逃避で FLIM の smtp.el を利用する次のようなものを作ってみま した。 (let ((smtp-open-connection-function (lambda (name buffer host service) (start-process name buffer "ssh" "-C" host "telnet" "-8" host service)))) ...) これは遠隔地の SMTP サーバーに接続するのに生の SMTP コネクション を使う代わりに、まず SSH でサーバーに接続し、そこからローカルホ ストの SMTP ポートにつなぐというもので、こういうのってアホらしい ですか? またはもっとスマートな方法がありますか? というのが質問 です。 ;; 何も暗号化する必要は無いと言う点ではアホらしいのですが、そう ;; いう意味ではなくて。 ;; 最近では `ssh -C HOST /usr/lib/sendmail ARGS' というものを ;; sendmail コマンドの代わりに使っていました。 実はこういう接続では改行が CRLF ではなくて LF だけになってしまう ので smtp.el を少し改造する必要があるのですが、それをやる価値が あるものかどうかわからないのでした。 なお、このサーバーが STARTTLS とか SMTPS といったものをサポート しているかどうかわかりません。それにレンタルホスト会社のサービス 目録にも、そういうことは書かれていません。 もし、これはこれで良いのではというお答えがいただけたら、あるいは 何も反応が無かったら、smtp.el に以下のようなものを追加しようと思っ ています。 (defvar smtp-end-of-line "\r\n" "*String to use on the end of lines when talking to the SMTP server. This is \"\\r\\n\" by default, but should be \"\\n\" when using and indirect connection method, e.g. bind `smtp-open-connection-function' to a custom function as shown below: \(setq smtp-open-connection-function (lambda (name buffer host service) (start-process name buffer \"ssh\" \"-C\" host \"telnet\" \"-8\" host service)))") -- Katsumi Yamaoka From tsuchiya @ pine.kuee.kyoto-u.ac.jp Tue Jul 23 16:34:33 2002 From: tsuchiya @ pine.kuee.kyoto-u.ac.jp (TSUCHIYA Masatoshi) Date: Tue, 23 Jul 2002 16:34:33 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: >> On Tue, 23 Jul 2002 15:55:45 +0900 >> 「山」== yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) said as follows: 山> これは遠隔地の SMTP サーバーに接続するのに生の SMTP コネクションを 山> 使う代わりに、まず SSH でサーバーに接続し、そこからローカルホスト 山> の SMTP ポートにつなぐというもので、こういうのってアホらしいですか? 山> またはもっとスマートな方法がありますか? というのが質問です。 ssh を使うのでしたら,何も telnet をわざわざ呼び出さなくても port-forwarding を使うのが正しい解じゃないかなあ,と思う次第です. 山> 実はこういう接続では改行が CRLF ではなくて LF だけになってしまうの 山> で smtp.el を少し改造する必要があるのですが、それをやる価値がある 山> ものかどうかわからないのでした。 こういう弊害も避けられると思いますし. サンプルコードを本メールの末尾に添付しました.使い方ですが, ssh-start-proxy-connection() を呼び出して,port-forwarding による通信 経路を確立しておきます.その上で,localhost の ssh-local-port に対して, open-network-stream() すれば,遠隔地のサーバーに安全に接続することがで きます. なお,同じことは既に Mew によって実現されていますから,より頑健なコー ドを書く場合には,そちらを参考にされるといいんじゃないかと思います. -- 土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi ) (defvar ssh-command "ssh") (defvar ssh-local-port 8025) (defvar ssh-connection-wait-flag nil) (defun ssh-start-proxy-connection (ssh-server remote-server remote-port) (with-current-buffer (generate-new-buffer " *ssh*") (let ((proc (start-process "ssh" (current-buffer) ssh-command ssh-server "-n" "-x" "-o" "BatchMode yes" (format "-L%d:%s:%d" ssh-local-port remote-server remote-port) "echo ssh_proxy_connection_established; sleep 300"))) (set (make-local-variable 'ssh-connection-wait-flag) t) (set-process-filter proc 'ssh-proxy-connection-filter) (set-process-sentinel proc 'ssh-proxy-sentinel) (while ssh-connection-wait-flag (sit-for 0.1)) (goto-char (point-min)) (if (search-forward "bind: Address already in use" nil t) (progn (setq ssh-local-port (1+ ssh-local-port)) (ssh-start-proxy-connection ssh-server remote-server remote-port)) ssh-local-port)))) (defun ssh-proxy-connection-filter (process string) (when (buffer-name (process-buffer process)) (with-current-buffer (process-buffer process) (let ((buffer-read-only nil) (case-fold-search nil)) (goto-char (process-mark process)) (insert string) (set-marker (process-mark process) (point)) (when (search-backward "ssh_proxy_connection_established" nil t) (setq ssh-connection-wait-flag nil)))))) (defun ssh-proxy-sentinel (process event) (when (buffer-name (process-buffer process)) (let ((buffer (process-buffer process))) (delete-process process) (kill-buffer buffer)))) From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 16:51:15 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 16:51:15 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01049] >>>>> TSUCHIYA Masatoshi wrote: 山> これは遠隔地の SMTP サーバーに接続するのに生の SMTP コネクションを 山> 使う代わりに、まず SSH でサーバーに接続し、そこからローカルホスト 山> の SMTP ポートにつなぐというもので、こういうのってアホらしいですか? 山> またはもっとスマートな方法がありますか? というのが質問です。 土屋さん> ssh を使うのでしたら,何も telnet をわざわざ呼び出さなくても 土屋さん> port-forwarding を使うのが正しい解じゃないかなあ,と思う次第 土屋さん> です. ああー、すみません。大事なことを書き忘れていました。何日か前にコ マンドラインで試してみたんですが、特定のポート (もしかしたら全部?) のフォワードは禁止されているのでした。 [...] 土屋さん> サンプルコードを本メールの末尾に添付しました.使い方ですが, 土屋さん> ssh-start-proxy-connection() を呼び出して,port-forwarding 土屋さん> による通信経路を確立しておきます.その上で,localhost の 土屋さん> ssh-local-port に対して,open-network-stream() すれば,遠隔 土屋さん> 地のサーバーに安全に接続することができます. 土屋さん> なお,同じことは既に Mew によって実現されていますから,より 土屋さん> 頑健なコードを書く場合には,そちらを参考にされるといいんじゃ 土屋さん> ないかと思います. どうもありがとうございます。やはり世の中にはいろいろあるのですね。 -- Katsumi Yamaoka From gotoh @ taiyo.co.jp Tue Jul 23 17:24:20 2002 From: gotoh @ taiyo.co.jp (Shun-ichi GOTO) Date: Tue, 23 Jul 2002 17:24:20 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: References: Message-ID: >>>>> On Tue, 23 Jul 2002 15:55:45 +0900 >>>>> yamaoka @ jpl.org(Katsumi Yamaoka) said: 山岡> これは遠隔地の SMTP サーバーに接続するのに生の SMTP コネクション 山岡> を使う代わりに、まず SSH でサーバーに接続し、そこからローカルホ 山岡> ストの SMTP ポートにつなぐというもので、こういうのってアホらしい 山岡> ですか? またはもっとスマートな方法がありますか? というのが質問 山岡> です。 以前 ELF ML の方でながしたrelay.el と汎用のconnect というプログラムを 使って ssh -C firewall connect smtp-host 25 というコマンドを起動し、 そのstdin/stdout との通信をする、というやりかた。 http://www.taiyo.co.jp/~gotoh/lisp/relay.el これで、 (setq smtp-open-connection-function #'relay-open-network-stream relay-command-alist '(......)) などとしてメール送信してます。 これを応用して、会社から自宅のマシンを経由して、自宅の加入している プロバイダのNNTPサーバの記事をWanderlust で読む、なんてのもやってます。 # もちろんSSH のport forwarding の方法もあるし難しいものではないのです # が、手元にあるもので楽をしたかったので。上記の方法はssh 先にconnect # というプログラムが必要な点で、port forwarding に劣ります。 --- Regards, Shun-ichi Goto R&D Group, TAIYO Corp., Tokyo, JAPAN From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 17:59:47 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 17:59:47 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01051] >>>>> Shun-ichi GOTO wrote: 後藤さん> 以前 ELF ML の方でながしたrelay.el と汎用のconnect というプ 後藤さん> ログラムを使って ssh -C firewall connect smtp-host 25 という 後藤さん> コマンドを起動し、そのstdin/stdout との通信をする、というや 後藤さん> りかた。 後藤さん> http://www.taiyo.co.jp/~gotoh/lisp/relay.el 思い出しました。そして今回はもっと詳しく拝見しました。 mconnect というコマンドは同様の目的で昔から使っていたのですが、 今度借りた米東岸の Linux マシンには mconnect は無かったので、つ いでに http://www.taiyo.co.jp/~gotoh/ssh/connect.c も頂戴いたしました。:) 後藤さん> これで、 後藤さん> (setq smtp-open-connection-function #'relay-open-network-stream 後藤さん> relay-command-alist '(......)) 後藤さん> などとしてメール送信してます。 ということは CRLF -> LF の問題は無いわけですよねえ。ひとまず smtp.el の改造は棚上げにして、connect をあちらで作ってみようと思 います。貴重な情報をありがとうございました。 後藤さん> これを応用して、会社から自宅のマシンを経由して、自宅の加入し 後藤さん> ているプロバイダのNNTPサーバの記事を Wanderlust で読む、なん 後藤さん> てのもやってます。 Gnus の話で恐縮ですが、最近の nntp.el にはそういう変則コネクター がいろいろ入っていますですよ。:) 後藤さん> # もちろん SSH のport forwarding の方法もあるし難しいもので 後藤さん> # はないのですが、手元にあるもので楽をしたかったので。上記の 後藤さん> # 方法は ssh 先にconnect というプログラムが必要な点で、port 後藤さん> # forwarding に劣ります。 ;; 逆にバックグランドで ssh を走らせる必要が無い点では良いかも。 -- Katsumi Yamaoka From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 19:54:39 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 19:54:39 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01052] >>>>> Katsumi Yamaoka wrote: 山岡> http://www.taiyo.co.jp/~gotoh/ssh/connect.c Linux RedHat 7.3 の gcc 2.96 で、gcc connect.c -o connect で問題 無く動くものができました。ついでに http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~tt06775/products/mconnect.c も同様に動きました (後者はポートの指定が数字のみ)。 ただ、サーバーと同じ localhost 上では問題無いのですが、日本から ssh でつなぐと、やれ IP アドレスが不正だ (何で localhost が不正 なんだよ) とか pop before smtp の時間切れだと、あらぬ言い掛かり を残して終わってしまいます。これからは自分の問題なので追々調べま すが。 で、smtp.el の改造ですが、デフォルトの動作は同じなので、特に反対 が無ければ明日にでも行なわせていただきます。 -- Katsumi Yamaoka From gotoh @ taiyo.co.jp Tue Jul 23 20:29:07 2002 From: gotoh @ taiyo.co.jp (Shun-ichi GOTO) Date: Tue, 23 Jul 2002 20:29:07 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: References: Message-ID: >>>>> On Tue, 23 Jul 2002 19:54:39 +0900 >>>>> yamaoka @ jpl.org(Katsumi Yamaoka) said: 山岡> ただ、サーバーと同じ localhost 上では問題無いのですが、日本から 山岡> ssh でつなぐと、やれ IP アドレスが不正だ (何で localhost が不正 山岡> なんだよ) とか pop before smtp の時間切れだと、あらぬ言い掛かり 山岡> を残して終わってしまいます。これからは自分の問題なので追々調べま 山岡> すが。 IP アドレスが不正ってのは、接続先として localhost (127.0.0.1)を指定せ ずに、NICのアドレスをちゃんと指定すると回避できたりしませんか? ## あまり根拠はないですが、過去にそういうことがあったので。 --- Regards, Shun-ichi Goto R&D Group, TAIYO Corp., Tokyo, JAPAN From tsuchiya @ pine.kuee.kyoto-u.ac.jp Tue Jul 23 20:39:21 2002 From: tsuchiya @ pine.kuee.kyoto-u.ac.jp (TSUCHIYA Masatoshi) Date: Tue, 23 Jul 2002 20:39:21 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: ;; 既に結論は出てしまっているようですが…. >> On Tue, 23 Jul 2002 16:51:15 +0900 >> 「山」== yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) said as follows: 土> ssh を使うのでしたら,何も telnet をわざわざ呼び出さなくても 土> port-forwarding を使うのが正しい解じゃないかなあ,と思う次第です. 山> ああー、すみません。大事なことを書き忘れていました。何日か前にコマ 山> ンドラインで試してみたんですが、特定のポート(もしかしたら全部?)の 山> フォワードは禁止されているのでした。 と言う山岡さんの話に驚いて,改めて >> On Tue, 23 Jul 2002 17:24:20 +0900 >> 「後」== gotoh @ taiyo.co.jp (Shun-ichi GOTO) said as follows: 後> 以前 ELF ML の方でながしたrelay.el と汎用のconnect というプログラ 後> ムを使って ssh -C firewall connect smtp-host 25 というコマンドを起 後> 動し、そのstdin/stdout との通信をする、というやりかた。 この relay.el とか,上野さんの設定 http://deisui.bug.org/~ueno/memo/emacs-ssh.html とかを見直してみたんですが,どれも ssh + 外部プログラムという手法なん ですね.mew-ssh.el は port-forwarding を利用しているようですが. 後> # もちろんSSH のport forwarding の方法もあるし難しいものではないのです 後> # が、手元にあるもので楽をしたかったので。上記の方法はssh 先にconnect 後> # というプログラムが必要な点で、port forwarding に劣ります。 私もそう思ってたんですが,山岡さんの例のように port forwarding が禁止 されている例があるとすると,そう簡単に言いきれないような気がしてきまし た. >> On Tue, 23 Jul 2002 17:59:47 +0900 >> 「山」== yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) said as follows: 山> ;; 逆にバックグランドで ssh を走らせる必要が無い点では良いかも。 ん? 結局,network 接続中は何らかの形で ssh が走っていることには変わり ないのではないかと思うのですが.mew-ssh.el のコードを見ると,sleep も echo も使わず,interactive session として起動してますから,接続終了時 にきちんと exit すればプロセスは残らないと思います. それにしても,私が不勉強なのでしょうけれど,port forwarding を禁止でき るなんて,初めて知りました.少なくとも,OpenSSH-3.1 の sshd にはそれら しき記述はありませんし.それとも,商用 ssh の機能なんでしょうか. ちなみに,土屋は未だに ssh 対応に改造した impost でメールを送信してま す. http://namazu.org/~tsuchiya/ssh/impost を適当な個所にインストールして, (setq sendmail-program "/path/impost" news-inews-program "/path/impost") です. ;; そろそろ乗り換える潮時かという気もしてるのですが,一度,環境が確立 ;; してしまうと,なかなか変更する気が起きなくて…. -- 土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi ) From gotoh @ taiyo.co.jp Tue Jul 23 21:09:22 2002 From: gotoh @ taiyo.co.jp (Shun-ichi GOTO) Date: Tue, 23 Jul 2002 21:09:22 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: References: Message-ID: >>> Tue, 23 Jul 2002 20:39:21 +0900 の刻に >>> tsuchiya @ pine.kuee.kyoto-u.ac.jp(TSUCHIYA Masatoshi) 氏曰く > とかを見直してみたんですが,どれも ssh + 外部プログラムという手法なん > ですね.mew-ssh.el は port-forwarding を利用しているようですが. > > 後> # もちろんSSH のport forwarding の方法もあるし難しいものではないのです > 後> # が、手元にあるもので楽をしたかったので。上記の方法はssh 先にconnect > 後> # というプログラムが必要な点で、port forwarding に劣ります。 > > 私もそう思ってたんですが,山岡さんの例のように port forwarding が禁止 > されている例があるとすると,そう簡単に言いきれないような気がしてきまし > た. ホスティングサービスなどだとそういう設定しているところがあるということ でしょうか。 # 一応確認しておきますが、山岡さんは local port を1024 以下の値で指定 # していた、とかいうオチは、まさか無いよね? > 山> ;; 逆にバックグランドで ssh を走らせる必要が無い点では良いかも。 > > ん? 結局,network 接続中は何らかの形で ssh が走っていることには変わり > ないのではないかと思うのですが.mew-ssh.el のコードを見ると,sleep も > echo も使わず,interactive session として起動してますから,接続終了時 > にきちんと exit すればプロセスは残らないと思います. 余談ですが、relay.el に関して言えば、別にssh でなくてもいいのです。 connect というプログラムは HTTP Proxy やSOCKS での接続もできるので、 もしfirewall がそれらをサポートしているならば、ssh は不要です。 何か外部プログラムが使われる、ということには違いはありませんが、 やらんとしていることはOpenSSH のProxyCommand と同じです。 > それにしても,私が不勉強なのでしょうけれど,port forwarding を禁止でき > るなんて,初めて知りました.少なくとも,OpenSSH-3.1 の sshd にはそれら > しき記述はありませんし.それとも,商用 ssh の機能なんでしょうか. AllowTcpForwarding がソレではないでしょうか。man sshd_config (あるいは man sshd) を参照して下さい。ただ、man の中にも書いてありますが、shell access を許している以上、port forwarding を禁止すること自体はあまり意 味が無いようにも思いますが。 # ちなみにソースを展開して確認してみましたが、OpenSSH 3.1 でもあるよう # です。 --- Regards, Shun-ichi Goto R&D Group, TAIYO Corp., Tokyo, JAPAN From ueno @ unixuser.org Tue Jul 23 21:49:43 2002 From: ueno @ unixuser.org (Daiki Ueno) Date: Tue, 23 Jul 2002 21:49:43 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: (Katsumi Yamaoka's message of "Tue, 23 Jul 2002 15:55:45 +0900") References: Message-ID: <1c2cdd34-0ea6-4cf9-a1d5-7328e8f8ddb7@deisui.org> ;; 外しているかも知れませんが、 >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01048] >>>>> Katsumi Yamaoka wrote: 山岡さん> 現実逃避で FLIM の smtp.el を利用する次のようなものを作ってみま 山岡さん> した。 山岡さん> (let ((smtp-open-connection-function 山岡さん> (lambda (name buffer host service) 山岡さん> (start-process name buffer "ssh" "-C" host 山岡さん> "telnet" "-8" host service)))) 山岡さん> ...) [...] 山岡さん> 実はこういう接続では改行が CRLF ではなくて LF だけになってしまう 山岡さん> ので smtp.el を少し改造する必要があるのですが、それをやる価値が 山岡さん> あるものかどうかわからないのでした。 もしかして start-process の呼出しの前後で process-connection-type を nil に束縛すると解決したりしませんか? -- Daiki Ueno From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 21:42:49 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 21:42:49 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01054] >>>>> Shun-ichi GOTO wrote: 山岡> ただ、サーバーと同じ localhost 上では問題無いのですが、日本から 山岡> ssh でつなぐと、やれ IP アドレスが不正だ (何で localhost が不正 山岡> なんだよ) とか pop before smtp の時間切れだと、あらぬ言い掛かり 山岡> を残して終わってしまいます。これからは自分の問題なので追々調べま 山岡> すが。 後藤さん> IP アドレスが不正ってのは、接続先として localhost 後藤さん> (127.0.0.1)を指定せずに、NICのアドレスをちゃんと指定すると回 後藤さん> 避できたりしませんか? それが localhost からでは何をやってもだめなんです。例えば jpl.org から問題の yamaoka.cc につないだ場合は問題無いのですが。 以下は会社から、POP した直後にコマンドラインから試してみた結果: % runsocks ssh -C yamaoka.cc telnet -8 yamaoka.cc smtp Trying 66.197.244.213... Connected to yamaoka.cc. Escape character is '^]'. 220-java.hostforweb.net ESMTP Exim 3.35 #1 Tue, 23 Jul 2002 07:52:51 -0400 220-We do not authorize the use of this system to transport unsolicited, 220 and/or bulk e-mail. EHLO yamaoka.cc 250-java.hostforweb.net Hello yamaoka.cc [66.197.244.213] 250-SIZE 250-PIPELINING 250-AUTH PLAIN LOGIN 250-STARTTLS 250 HELP MAIL FROM: 250 is syntactically correct RCPT TO: 550-Host (yamaoka.cc) [66.197.244.213] is not permitted 550-to relay through java.hostforweb.net. 550-Perhaps you have not logged into the pop/imap server in the last 30 minutes. 550-You may also have been rejected because your ip address 550-does not have a reverse DNS entry. 550 relaying to prohibited by administrator (failed to find host name from IP address) QUIT 221 java.hostforweb.net closing connection Connection closed by foreign host. たぶん spammers 対策としては大きな効果があるのでしょうけれども。 ssh でつないで sendmail コマンドを直接呼ぶ場合は、こんなガードは 無いようなので、ここに限ってはそれで行こうかと思います。 >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01056] >>>>> Shun-ichi GOTO wrote: 後藤さん> # 一応確認しておきますが、山岡さんは local port を1024 以下 後藤さん> # の値で指定していた、とかいうオチは、まさか無いよね? えーと、それはないですが、実は単に SOCKS の壁を通過できていない だけの話かもしれないです。^^;; どっちにしても使えないことは確かなようですが。 -- Katsumi Yamaoka From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 21:45:53 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 21:45:53 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01055] >>>>> TSUCHIYA Masatoshi wrote: [...] 山> ;; 逆にバックグランドで ssh を走らせる必要が無い点では良いかも。 土屋さん> ん? 結局,network 接続中は何らかの形で ssh が走っていること 土屋さん> には変わりないのではないかと思うのですが.mew-ssh.el のコー 土屋さん> ドを見ると,sleep も echo も使わず,interactive session とし 土屋さん> て起動してますから,接続終了時にきちんと exit すればプロセス 土屋さん> は残らないと思います. あ、そうか。あまりポートフォワードってやったことがないので誤解し ていました。 土屋さん> それにしても,私が不勉強なのでしょうけれど,port forwarding 土屋さん> を禁止できるなんて,初めて知りました.少なくとも, 土屋さん> OpenSSH-3.1 の sshd にはそれらしき記述はありませんし.それと 土屋さん> も,商用 ssh の機能なんでしょうか. % ssh -V OpenSSH_3.1p1, SSH protocols 1.5/2.0, OpenSSL 0x0090602f 別便に書いたように、firewall の問題かもしれないと思いはじめまし た。^^;; -- Katsumi Yamaoka From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 21:54:55 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 21:54:55 +0900 Subject: ssh + smtp References: <1c2cdd34-0ea6-4cf9-a1d5-7328e8f8ddb7@deisui.org> Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01057] >>>>> Daiki Ueno wrote: 山岡> 実はこういう接続では改行が CRLF ではなくて LF だけになってしまう 山岡> ので smtp.el を少し改造する必要があるのですが、それをやる価値が 山岡> あるものかどうかわからないのでした。 上野さん> もしかして start-process の呼出しの前後で 上野さん> process-connection-type を nil に束縛すると解決したりしませ 上野さん> んか? ああ、当然試してみるべきでしたねえ。ですが、状況は代わりませんで した。後は一旦 telnet プロンプトを出して mode character コマンド を打ち込むとかでしょうか。そういうコマンドが使えない telnet があ ると聞いた気もするので、少し調べてみます。 -- Katsumi Yamaoka ;; 今日はこれにて。 From yamaoka @ jpl.org Tue Jul 23 22:10:03 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Tue, 23 Jul 2002 22:10:03 +0900 Subject: ssh + smtp References: <1c2cdd34-0ea6-4cf9-a1d5-7328e8f8ddb7@deisui.org> Message-ID: もう二言だけ。^^;; >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01060] >>>>> Katsumi Yamaoka wrote: 上野さん> もしかして start-process の呼出しの前後で 上野さん> process-connection-type を nil に束縛すると解決したりしませ 上野さん> んか? 山岡> ああ、当然試してみるべきでしたねえ。ですが、状況は代わりませんで 山岡> した。 nntp.el に (defvoo nntp-end-of-line "\r\n" "*String to use on the end of lines when talking to the NNTP server. This is \"\\r\\n\" by default, but should be \"\\n\" when using and indirect connection method (nntp-open-via-*).") should be とあるので、そういうものなのかもしれません。 (現に ssh+telnet で壁の外のニュースサーバーにつなぐときにはそう しています。) それから、ポートフォワードの件。たぶん SOCKS サーバー経由の場合 は SOCKS サーバーにポートができているんじゃないかしら (かなりヤ バい話 ^^;;)。 -- Katsumi Yamaoka From gotoh @ taiyo.co.jp Tue Jul 23 22:28:19 2002 From: gotoh @ taiyo.co.jp (Shun-ichi GOTO) Date: Tue, 23 Jul 2002 22:28:19 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: References: Message-ID: >>>>> On Tue, 23 Jul 2002 21:42:49 +0900 >>>>> yamaoka @ jpl.org(Katsumi Yamaoka) said: 後藤さん> IP アドレスが不正ってのは、接続先として localhost 後藤さん> (127.0.0.1)を指定せずに、NICのアドレスをちゃんと指定すると回 後藤さん> 避できたりしませんか? 山岡> それが localhost からでは何をやってもだめなんです。例えば 山岡> jpl.org から問題の yamaoka.cc につないだ場合は問題無いのですが。 山岡> 以下は会社から、POP した直後にコマンドラインから試してみた結果: ...snip... 山岡> 550-You may also have been rejected because your ip address 山岡> 550-does not have a reverse DNS entry. ... とありますが、66.197.244.213 の逆引きで yamaoka.cc が返らない ということはないのでしょうか? 手元で nslookup 66.197.244.213 してもtimed-out してしまいましたし。 後藤さん> # 一応確認しておきますが、山岡さんは local port を1024 以下 後藤さん> # の値で指定していた、とかいうオチは、まさか無いよね? 山岡> えーと、それはないですが、実は単に SOCKS の壁を通過できていない 山岡> だけの話かもしれないです。^^;; 山岡> どっちにしても使えないことは確かなようですが。 え? runsocks ssh .... はちゃんと成功しているじゃないですか。 EHLO に対しても 250-java.hostforweb.net Hello yamaoka.cc [66.197.244.213] と答えているくらいだから、ちゃんとyamaoka.cc からアクセスしていることに なると思いますよ。 --- Regards, Shun-ichi Goto R&D Group, TAIYO Corp., Tokyo, JAPAN From akiho @ kawachi.zaq.ne.jp Wed Jul 24 01:20:30 2002 From: akiho @ kawachi.zaq.ne.jp (Tsuyoshi AKIHO) Date: Wed, 24 Jul 2002 01:20:30 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: References: Message-ID: <3130180220020724011643akiho@kawachi.zaq.ne.jp> 秋保です。 At 2002/07/23 20:29:07 Shun-ichi GOTO wrote: gotoh> IP アドレスが不正ってのは、接続先として localhost (127.0.0.1)を指定 せ gotoh> ずに、NICのアドレスをちゃんと指定すると回避できたりしませんか? gotoh> 僕は、 tcp_wrapper の /etc/hosts.allow に localhost を含め忘れることがあっ て、 localhostを指定したport forwardingができなくて悩んだことがありました。 -- Tsuyoshi AKIHO akiho @ kawachi.zaq.ne.jp From gotoh @ taiyo.co.jp Wed Jul 24 03:52:14 2002 From: gotoh @ taiyo.co.jp (Shun-ichi GOTO) Date: Wed, 24 Jul 2002 03:52:14 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: References: Message-ID: >>>>> at Tue, 23 Jul 2002 17:24:20 +0900 >>>>> 後藤 == Shun-ichi GOTO said, 後藤> 以前 ELF ML の方でながしたrelay.el と汎用のconnect というプログラムを 後藤> 使って ssh -C firewall connect smtp-host 25 というコマンドを起動し、 後藤> そのstdin/stdout との通信をする、というやりかた。 後藤> http://www.taiyo.co.jp/~gotoh/lisp/relay.el ## 完全にoff-topicで申し訳ないのですが... 昨日いじってる際にしょうもないBUGを入れていたのに気づきました。 もしBUG入り(rev. 1.8とか1.9とか)を持ってっちゃったヒトは 新しいのは(rev. 1.10以降)を取得しなおしていただきたく。 --- Regards, Shun-ichi Goto R&D Group, TAIYO Corp., Tokyo, JAPAN From ueno @ unixuser.org Wed Jul 24 08:12:04 2002 From: ueno @ unixuser.org (Daiki Ueno) Date: Wed, 24 Jul 2002 08:12:04 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: (TSUCHIYA Masatoshi's message of "Tue, 23 Jul 2002 20:39:21 +0900") References: Message-ID: <6893deb8-42c3-437c-982b-1ea9db44d69e@deisui.org> >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01055] >>>>> TSUCHIYA Masatoshi wrote: 土> この relay.el とか,上野さんの設定 土> http://deisui.bug.org/~ueno/memo/emacs-ssh.html 土> とかを見直してみたんですが,どれも ssh + 外部プログラムという手法なん 土> ですね.mew-ssh.el は port-forwarding を利用しているようですが. port forwarding の機能を使うと、localhost のみに bind されるとはいえ、通 信中に別のユーザに介入される危険性があるんですよねぇ。これが port forwarding を積極的には勧めない大きな理由だったりします。 ;; -L オプションによる通常の port forwarding 機能なら SSH のプロセス毎に ;; ポート番号を変化させればポート番号を特定される可能性を減らすことはで ;; きますが、コマンドラインは ps(1)で見えてしまいますし、また -D オプショ ;; ンによるdynamic forwarding 機能を使って SSH のプロセスを一つで済まそ ;; うなどと考えた場合には、ポート番号を特定されたが最後、中継ホストを通 ;; じてどのホストにも接続できてしまうのは恐いです。 後> # もちろんSSH のport forwarding の方法もあるし難しいものではないのです 後> # が、手元にあるもので楽をしたかったので。上記の方法はssh 先にconnect 後> # というプログラムが必要な点で、port forwarding に劣ります。 利用者にこのような手間を強いることを厭わなければ、いくつかアイデアはある のですが、fsh にリレー機能を追加するの が簡単ではないかと考えています。単一の SSH プロセスへの入出力を多重化し てくれるので SSH のプロセスは中継ホスト毎に一つで済みますし、fsh プロト コルのレイヤを拡張すれば中継ホストからの接続に失敗した場合のエラーも取得 できます。 ;; Python を解する人なら一日で実装できそうな気がするのですが、現在、チュー ;; トリアルを眺め中。^^;; -- Daiki Ueno From yamaoka @ jpl.org Wed Jul 24 08:14:27 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Wed, 24 Jul 2002 08:14:27 +0900 Subject: ssh + smtp References: Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01062] >>>>> Shun-ichi GOTO wrote: 山岡> 550-You may also have been rejected because your ip address 山岡> 550-does not have a reverse DNS entry. 後藤さん> ... とありますが、66.197.244.213 の逆引きで yamaoka.cc が返 後藤さん> らないということはないのでしょうか? 後藤さん> 手元で nslookup 66.197.244.213 してもtimed-out してしまいま 後藤さん> したし。 そうかあ、そういうことなんですね。EHLO の引数たるホスト名が何で あれ、IP アドレスと照合している、と。うーむ、これは諦めようかな。 レンタルサーバの管理人にあれこれ言って、要注意ハッカーの烙印を押 されてしまうのもナンだし。何しろデフォルトでは shell の login ア カウントが無いところなんですから (追加料金はありませんが、たぶん web hosting のためだけに借りている人には要らないのでしょう)。 後藤さん> # 一応確認しておきますが、山岡さんは local port を1024 以下 後藤さん> # の値で指定していた、とかいうオチは、まさか無いよね? 山岡> えーと、それはないですが、実は単に SOCKS の壁を通過できていない 山岡> だけの話かもしれないです。^^;; 山岡> どっちにしても使えないことは確かなようですが。 後藤さん> え? 後藤さん> runsocks ssh .... はちゃんと成功しているじゃないですか。 後藤さん> EHLO に対しても 後藤さん> 250-java.hostforweb.net Hello yamaoka.cc [66.197.244.213] 後藤さん> と答えているくらいだから、ちゃんとyamaoka.cc からアクセスし 後藤さん> ていることになると思いますよ。 えーと、この場合は % runsocks ssh -C yamaoka.cc telnet -8 yamaoka.cc smtp いったん yamaoka.cc に login して、さらにそこから telnet で同じ ホストにつないでいるので、それは正しいと思うのですが、ポートをフォ ワードする場合は 自分のホストマシン -- SOCKSサーバ -- yamaoka.cc という経路の端と端で、つまり SOCKSサーバを完全に透過してつながら なければいけないと思うわけです。ところが以下のように % runsocks ssh -C yamaoka.cc Last login: Tue Jul 23 08:40:39 2002 from gatekeeper15.sony.co.jp $ last| grep yamaoka yamaoka pts/3 gatekeeper15.son Tue Jul 23 19:05 still logged in yamaoka pts/1 gatekeeper15.son Tue Jul 23 08:40 - 08:40 (00:00) yamaoka pts/1 gatekeeper15.son Tue Jul 23 08:28 - 08:28 (00:00) いつも yamaoka.cc に接続しているのは SOCKSサーバ gatekeeper** な んですね。それでもしかしたら、と思ったのですが、よくわかりません。 -- Katsumi Yamaoka ;; これから一仕事。 From ueno @ unixuser.org Thu Jul 25 10:57:03 2002 From: ueno @ unixuser.org (Daiki Ueno) Date: Thu, 25 Jul 2002 10:57:03 +0900 Subject: ssh + smtp In-Reply-To: (Katsumi Yamaoka's message of "Tue, 23 Jul 2002 22:10:03 +0900") References: <1c2cdd34-0ea6-4cf9-a1d5-7328e8f8ddb7@deisui.org> Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01061] >>>>> Katsumi Yamaoka wrote: 上野> もしかして start-process の呼出しの前後で 上野> process-connection-type を nil に束縛すると解決したりしませ 上野> んか? 山岡さん> ああ、当然試してみるべきでしたねえ。ですが、状況は代わりませんで 山岡さん> した。 なるほど。ということは、telnet で吸収されてしまっている可能性が大きいですね。 ちなみに元々の発言の根拠は以下の投稿です。 このパッチは、一旦 Emacs 21 に取り込まれたのですが、RMS の環境では M-x telnet に副作用が生じるとかで外されてしまいました。 山岡さん> nntp.el に 山岡さん> (defvoo nntp-end-of-line "\r\n" 山岡さん> "*String to use on the end of lines when talking to the NNTP server. 山岡さん> This is \"\\r\\n\" by default, but should be \"\\n\" when 山岡さん> using and indirect connection method (nntp-open-via-*).") 山岡さん> should be とあるので、そういうものなのかもしれません。 山岡さん> (現に ssh+telnet で壁の外のニュースサーバーにつなぐときにはそう 山岡さん> しています。) FLIM の smtp.el にも同様の docstring と共に smtp-end-of-line が導入され たようですが、"should be" で終わらせずに、上記の経緯をほのめかしたほうが 良いのではないかと思います。 また、smtp-open-connection-function にも docstring を付けて、 ・process-connection-type を nil に束縛する ・中継ホストでは telnet の代わりに(割と一般的な) netcat を使う ような設定例を挙げたほうが良いのかも知れません。 -- Daiki Ueno From yamaoka @ jpl.org Thu Jul 25 13:11:38 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Thu, 25 Jul 2002 13:11:38 +0900 Subject: ssh + smtp References: <1c2cdd34-0ea6-4cf9-a1d5-7328e8f8ddb7@deisui.org> Message-ID: >>>>> In >>>>> Daiki Ueno wrote: 上野さん> もしかして start-process の呼出しの前後で 上野さん> process-connection-type を nil に束縛すると解決したりしませ 上野さん> んか? 山岡> ああ、当然試してみるべきでしたねえ。ですが、状況は代わりませんで 山岡> した。 上野さん> なるほど。ということは、telnet で吸収されてしまっている可能 上野さん> 性が大きいですね。 上野さん> ちなみに元々の発言の根拠は以下の投稿です。 上野さん> ;; そのときの自分の興味と関係が無いと読み飛ばしてしまう、の典型 ;; だあ。^^;; 少し驚いたのですが、XEmacs で process-connection-type だとファイ ルが生成されませんでした。 上野さん> このパッチは、一旦 Emacs 21 に取り込まれたのですが、RMS の環 上野さん> 境では M-x telnet に副作用が生じるとかで外されてしまいました。 ふうーん、悪いのは telnet.el (それとも comint.el) じゃないの? と 言ってみたくなります。 山岡> (defvoo nntp-end-of-line "\r\n" 山岡> "*String to use on the end of lines when talking to the NNTP server. 山岡> This is \"\\r\\n\" by default, but should be \"\\n\" when 山岡> using and indirect connection method (nntp-open-via-*).") 上野さん> FLIM の smtp.el にも同様の docstring と共に smtp-end-of-line 上野さん> が導入されたようですが、"should be" で終わらせずに、上記の経 上野さん> 緯をほのめかしたほうが良いのではないかと思います。 えーと、これは Setting this to "\n" is just a workaround. Emacs has probably a bug that "\r\n" will be converted to "\n" for the external processes. ではなくて、 Setting this to "\n" is just a workaround. There is a difference between open-network-stream and telnet that telnet uses "\n" instead of "\r\n" for newlines. のような感じで良いのですよね? % echo QUIT| ssh remote_host telnet localhost smtp|& cat -v Trying 127.0.0.1... Connected to localhost. Escape character is '^]'. 220 remote_host ESMTP Postfix Connection closed by foreign host. % echo QUIT| ssh remote_host '$HOME/bin/nc' localhost smtp|& cat -v 220 remote_host ESMTP Postfix^M 221 Bye^M ;; nc はさっき作った netcat 上野さん> また、smtp-open-connection-function にも docstring を付けて、 上野さん> ・process-connection-type を nil に束縛する 上野さん> ・中継ホストでは telnet の代わりに(割と一般的な) netcat を使う 上野さん> ような設定例を挙げたほうが良いのかも知れません。 *Function used for connecting to a smtp server. This is the function `open-network-stream' by default. See also `smtp-end-of-line'. Here is one example: (setq smtp-open-connection-function (lambda (name buffer host service) (let ((process-connection-type nil)) (start-process name buffer "ssh" "-C" host "nc" host service)))) Where the command "nc" is the netcat executable. See http://www.atstake.com/research/tools/index.html#network_utilities for details. こんな感じでしょうか。 ところで、たぶん本題とは関係無いのですが、ssh + telnet で nntp サーバーにつなぐ場合に、telnet の版によっては ssh に -t オプショ ンを付けないと通信ができないことがあるので、現在の nntp.el はそ ういうことができるようにしてあります。なぜか smtp では再現しませ んが。 -- Katsumi Yamaoka From yamaoka @ jpl.org Thu Jul 25 13:25:00 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Thu, 25 Jul 2002 13:25:00 +0900 Subject: ssh + smtp References: <1c2cdd34-0ea6-4cf9-a1d5-7328e8f8ddb7@deisui.org> Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01068] >>>>> Katsumi Yamaoka wrote: 上野さん> 山岡> 少し驚いたのですが、XEmacs で process-connection-type だとファイ 山岡> ルが生成されませんでした。 少し驚いたのですが、XEmacs で process-connection-type が t だと ファイルが生成されませんでした。 すみません。^^;; -- Katsumi Yamaoka From yamaoka @ jpl.org Thu Jul 25 17:24:06 2002 From: yamaoka @ jpl.org (Katsumi Yamaoka) Date: Thu, 25 Jul 2002 17:24:06 +0900 Subject: ssh + smtp References: <1c2cdd34-0ea6-4cf9-a1d5-7328e8f8ddb7@deisui.org> Message-ID: >>>>> In [emacs-mime-ja : No.01068] >>>>> Katsumi Yamaoka wrote: 山岡> ところで、たぶん本題とは関係無いのですが、ssh + telnet で nntp 山岡> サーバーにつなぐ場合に、telnet の版によっては ssh に -t オプショ 山岡> ンを付けないと通信ができないことがあるので、現在の nntp.el はそ 山岡> ういうことができるようにしてあります。なぜか smtp では再現しませ 山岡> んが。 思い出しました。 % ssh remote_host telnet localhost smtp では問題ありません。以下のような場合です。 % ssh remote_host telnet (しーん) % ssh -t remote_host telnet telnet> open localhost smtp Trying 127.0.0.1... Connected to localhost. Escape character is '^]'. 220 remote_host ESMTP Postfix QUIT 221 Bye Connection closed by foreign host. % これは通信相手のホストとポートが ps コマンドで見えないようにする 対策を nntp.el で行なったときに見つけたのですが、そういうことを 行なう smtp-open-connection-function の例までは書かなくて良いで すよね? ^^;; -- Katsumi Yamaoka