patch for emiko
Daiki Ueno
ueno @ kiss.kake.info.waseda.ac.jp
2000年 2月 21日 (月) 21:04:38 JST
>>>>> [emacs-mime-ja : No.00364] にて
>>>>> Makoto.Nakagawa @ jp.compaq.com (中川 誠) 様曰く...
> pgg5 で署名の検証をおこう際に echo buffer がきちんと表示されないのでパッ
> チを作成しました。ついでに pgp と pgp5 について verify-region を gpg の
> 実装に合わせてます。
ありがとうございます。先程 commit しました。
> 実装方法を変えていることに何か意味があるのでしょうか。
(つたない表現をお許し下さい。^^;;)
一般的なコマンドの出力メッセージには以下の二種類があります。
(1) 他のアプリケーションが解釈すべき出力
(2) 人間が解釈すべき出力
GnuPG の場合には、アプリケーションから利用するために --status-fd という
オプションが用意されており、かなり正確な状況出力を得ることができます。
(doc/DETAILS の 'Format of the "--status-fd" output' を参照)
pgg-gpg.el の pgg-scheme-verify-region では、この出力を利用しています。
PGP2.* のコマンドラインと互換性のある実装というのは現在複数ありますが、
これらは (1) のような機構を持たず、(2) で取得できる出力も少しずつ異りま
す。加えて、このような実装は今後も現れる可能性があります。
PGP5.* に関しては、少なくとも僕の知る限りでは、コマンドラインの互換性の
ある実装は存在しないと思います。今後も現れることはないでしょう。
上記を考慮すると、
pgp-gpg.el では pgg-status-buffer の内容の解析は自由に行える。
pgg-pgp.el では、できる限り出力を解析しない。as is で pgg-output-buffer
に copy するのは OK。
pgg-pgp5.el は、もはや未来はないので、どんどん解析してしまって OK ^^;;
という方針にするのが良いのではないかと思います。
--
Daiki Ueno
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