semi-1_14 fails with mule @ 19.34

Katsumi Yamaoka yamaoka @ jpl.org
2000年 12月 4日 (月) 08:27:55 JST


>>>>> In [emacs-mime-ja : No.00694] 
>>>>>	NAKAJI Hiroyuki <nakaji @ tutrp.tut.ac.jp> wrote:

山岡> とは言うものの、可能なら FLIM の全モジュールは "flim" という単一
山岡> のディレクトリにインストールしてもらえる方がありがたいです。

と書きましたが、古い Emacsen では mailcap.el(c) がインストールされてい
る方の /usr/local/mule/19.34/site-lisp/flim/ は自動的に load-path に追
加されないので、それを望むならば例えば

  /usr/local/mule/19.34/site-lisp/subdirs.el

で "flim/" を追加する必要があります。このファイルに

(normal-top-level-add-to-load-path
 '(
   "/usr/local/share/mule/site-lisp/flim/"
   "flim/"
   ))

と書いて、/usr/local/mule/site-lisp/subdirs.el では "flim/" を追加しな
いようにする、と言うのはたいした手間ではないことに気がつきました。
SEMI-CFG や T-gnus の installer に変なものを入れるよりは、そういう対処
を推奨した方が良いのではないかと思いはじめています。

中治さん> 僕もそのように思いますが、同時に、「どうして別ディレクトリに
中治さん> 入るようになったの?」という疑問もあります。

FLIM に元からあった守岡さん作の mailcap.el と別に、W. M. Perry さん作
の mailcap.el が Gnus に含まれていることはご存知ですか?   それらの目的
とするものはよく似ているのですが、インターフェース仕様が違うので互換性
がありません。Emacs 21.1 に後者の mailcap.el を含む Gnus 5.9 が標準で
付属することになったので、load-path の順序によっては mailcap.el を使う
アプリが誤動作します。FLIM 1.14 の mailcap.el が version specific な方
のディレクトリにインストールされるようになったのは、普通に Emacs を起
動した場合にそちらの方が load-path の優先度が高い、言い換えれば FLIM
をインストールする人は FLIM の mailcap.el を使う意志があるとみなされる、
のが理由だと思います。

なお T-gnus では、Gnus に mailcap.el が登場したときにすでに FLIM には
mailcap.el が含まれていたので、市川さんが gnus-mailcap.el に改名して対
処しました。これは実は T-gnus では使われていません。
-- 
Katsumi Yamaoka <yamaoka @ jpl.org>




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