抽象・具象 CCS 素性名の命名規則 (Re: 抽象と具象)

守岡知彦 / MORIOKA Tomohiko tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp
2006年 12月 21日 (木) 02:39:35 JST


>>>>> In [chise-ja : No.00474] 
>>>>>	tomo @ kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp (守岡知彦 / MORIOKA Tomohiko) wrote:

tomo>> <chise-ja:00430,00431,00433> での議論に基づき、
tomo>> 
tomo>> 命名規則として、
tomo>> 
tomo>>       =CCS	その CCS の例示字形を指すもの(具象 CCS)
tomo>>	     ==>CCS	その CCS の包摂規準で包摂するもの(抽象 CCS)
tomo>> 
tomo>> を採用し、文字素性属性で抽象・具象関係を明記する方向で行きたい
tomo>> と思います。

趣味の問題ではありますが、記法を若干変えて

=CCS	その CCS の例示字形を指すもの(具象 CCS)
<=>CCS	その CCS の包摂規準で包摂するもの(抽象 CCS)

とした上で実施したいと思います。


具体的には、

(a) =ucs を <=>ucs に変えた上で、=ucs を <=>ucs の alias にする
(b) =jis-X0208 @ 1997 を <=>jis-X0208 @ 1997 に変えた上で、=jis-X0208 @ 1997
    を <=>jis-X0208 @ 1997 への alias にする
(c) <=>jis-X0208 @ 2000(JIS X 0213 の包摂規準に基づく JIS X0213 中の
    JIS X0208 部分)の新設
(d) <=>jis-x0213-1, <=>jis-x0213-2 の新設

また、この件に直接関わりませんが

(e) =jis-x0213-{1|2}-2000 を =jis-x0213-{1|2}@2000 に変えた上で、
    =jis-x0213-{1|2}-2000 を =jis-x0213-{1|2}@2000 への alias とする

(f) =jis-x0213-1, =jis-x0213-2(JIS X0213 の例示字形の共通部分)の新設

(g) =jis-x0213-{1|2}@2004 の新設

を順次実施することを提案します。


また、

(h) =jis-x0208 を
    (h-1) 現行のまま、JIS X0208 での例示字形の共通部分とする
	  → この場合、JIS X0208 と JIS X0213:2004 の共通部分はどうす
	     るか?
	     (h-1-i) 新設する
		     → 名前はどうする?
		        (h-1-i-甲) =jis-x0208 @ common
			(h-1-i-乙) その他
	     (h-1-ii) 設けない
		      → そういう箇所では、=jis-x0208 と =jis-x0213-1
			 を重複して定義することにする

    (h-2) JIS X0208 と JIS X0213:2004 での例示字形の共通部分に変更する
	  → この場合、JIS X0208 の共通部分はどうするか?
	     (h-1-i) 新設する
		     → 名前はどうする?
		        (h-1-i-甲) =jis-x0208 @ common
			(h-1-i-乙) その他
	     (h-1-ii) 設けない
		      → そういう箇所では、=jis-x0208@{1978|1983|1990}
			 を重複して定義することにする

(i) Big5 をどうするか?

に関してご意見お願いします。


(a)〜(g) に関しては反対がなければ順次実施したいと思います。

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