Ruby/CHISE

Shigeki Moro s-moro @ hanazono.ac.jp
2003年 2月 14日 (金) 00:16:57 JST


師です。

On Thu, 13 Feb 2003 21:09:33 +0900
Kouichirou Eto <2003 @ eto.com> san wrote:

> Ruby/CHISEをCVSにいれてみました。
> http://cvs.m17n.org/cgi-bin/viewcvs/ruby/?cvsroot=chise

checkoutできました。

> これからPerl/CHISEを参考にして、APIを近付けてみようかと思ってます。

# まだ、外から見えるメソッドと内部的なメソッドとの区別をしていな
# いので、ちゃんとせねば(汗)

> capとcupの役割をちゃんと理解してないのですが、これはどのような時に
> 使うものなのでしょうか?

任意の配列=集合の和(∪, cup: 正確に言えばダブりをなくしている)
と積(∩, cap)を求めるための内部的なサブルーチンです。

capは、

・属性A(例えば画数15)に対応する(?a, ?b, ?c...)
・属性B(例えば部首11)に対応する(?c, ?d, ?e...)

という二つの配列の積を求めることで、

・属性A・Bの両方を持つ(?c, ...)

を求めたりするのに使っています。

また、例えば、compareメソッドでは、

・属性A, B, Cを持つ文字オブジェクトα
・属性B, C, Dを持つ文字オブジェクトβ

とで共通する属性B, Cを求めるのにcapを使い、両者がもつ属性A, B, C,
Dの全体をcupで求めており、「α->compare(β)」という比較をした場
合、2÷4で50%の一致、という値を返しています。

# 比較の仕方がこれでいいのか、悩みどころ。

Shigeki Moro

Hanazono University
s-moro @ hanazono.ac.jp
moro @ ya.sakura.ne.jp
http://www.ya.sakura.ne.jp/~moro/






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