latest t-gnus-6_14 fails with mule-19.34

Katsumi Yamaoka yamaoka @ jpl.org
1999年 12月 21日 (火) 09:43:23 JST


>>>>> In [apel-ja : No.00186] 
>>>>>	Keiichi Suzuki <keiichi @ nanap.org> wrote:

山岡> APEL の load-path が設定される前に path-util.el が provide を要
山岡> 求するせいです。これは APEL 側で何らかの手を打つ必要があると思い
山岡> ます。

圭一さん> path-util は、 poe も要求しているのですが、ここでエラーが発
圭一さん> 生しないということは、どこかにある古いバージョンの poe がロー
圭一さん> ドされているということになりませんか?

圭一さん> path-util の在処を指定するために、 path-util を使用するとい
圭一さん> うのは、おかしいのではないかと思いますが、どんなものでしょう
圭一さん> か?

圭一さん、するどいご指摘をありがとうございます。:-)
T-gnus では独自に dgnuspath.el というファイルを持っていて、configure
時に指定した EMU や APEL の path が盛り込まれます。では、なぜ poe は
load できるのに product と apel-ver が不可かと言うと、gnus では伝統的
に make の初期には "apel/***" というファイルを load するようになってい
るので、dgnuspath.el では APEL そのものではなくてその親ディレクトリを
load-path に設定していたのです。
したがって (load "apel/path-util") が eval されたときに APEL そのもの
への path が存在しないため product や apel-ver が見つかりません。

圭一さんのおかげで明解な対策方法が見つかりました。それは、dgnuspath.el
で APEL の親ディレクトリだけでなく APEL そのものの path も load-path
に追加することです。どうもありがとうございました。

一方で、Mule 2.3 @ 19.34 でも subdirs.el をちゃんと設定すれば良いではな
いか、というご意見も当然あると思います。しかし subdirs.el が参照される
のはそれが標準の site-lisp/ などに置かれていた場合だけで、そういう場所
に書き込み権限を持たないユーザは苦しい立場に立たされてしまいます。
ぼくは以前に長いこと石頭の管理者に /usr/local などの操作を制限されてい
た苦い経験から、configure や make の option だけで自由に load-path や
install path を設定できる手段を捨てたくないのです。

;; そういう石頭に限って妙なことに熱心で、毎日 /usr/local のディスク使
;; 用量をチェックしていたりします。ですので GNUS 3.13 のお面を付けた
;; September Gnus をこっそり install したりすると、あっと言う間にバレ
;; てしまいます。(‥しまいました。^^;;)
-- 
Katsumi Yamaoka <yamaoka @ jpl.org>




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